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中国銀聯(Union Pay)カードなら最高還元率1.2%のリクルートカードがオススメ
中国で広く使える国際ブランドである銀聯(ぎんれん)(Union Pay(ユニオン・ペイ)とも呼ばれます。)。中国へ旅行や出張、留学で行く機会があるのなら、ぜひとも持っておきたいものです。
そして、同じ銀聯カードを持つのならできるだけ還元率が高いものを選んで利用したいと思うのは当然のこと。結論からいうと、銀聯カードでもっとも還元率が高いのは、リクルートカード(VISA、MasterCard)の追加カードとして持った場合のMUFG銀聯カードです。
このページでは、銀聯とはいったい何なのか? そしてリクルートカードをはじめとする高還元率の銀聯カードについてくわしく説明します。
銀聯カードは中国では必須
銀聯カードは、中国では必須です。なぜなら、銀聯は中国全土でもっとも普及している国際ブランドだからです。VISAやMasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースのような国際ブランドは、中国では観光地では利用できるものの、銀聯とくらべると普及していません。
そのため、銀聯カードは中国では必須であると言えます。以下では銀聯カードが中国で必須である理由について、もう少しくわしく説明します。
発行枚数は55億枚とVISAを上回り世界1位
銀聯カードの発行枚数は、全世界で55億枚以上発行されています(三井住友銀聯カード公式サイトより)。そして、2011年時点で国際ブランド大手であるVISAの発行枚数を上回ったと、以下のとおり伝えられています。
中国銀聯はサービスを急拡大し、昨年のカードの発行枚数は前年比22%増の29億枚。世界のカード発行総数の45%を占めるまで成長した。米大手ビザカードは同4%増の23億枚だった。
このことから、銀聯は発行枚数については世界でもっとも多いと考えることができます。多くの中国の方が持っているため、日本でも観光客向けに銀聯を利用できるところが増えています。
-日本の銀聯ブランドが使える店舗画像-
中国へ行かないなら不要
上記で、銀聯は発行枚数では世界1位だと書きました。しかし、だからと言って全世界で普及しているという意味ではありません。銀聯の発行枚数が多い理由は、中国の人口が多い、中国では銀行のキャッシュカードにはもれなく銀聯ブランドがついている、この2つです。つまり、中国での銀聯の発行枚数=中国での銀行口座の数となるため、結果的に銀聯の発行枚数が増えるのです。
そのため、中国以外の国であえて銀聯カードを持つ必要はありません。中国以外で銀聯が利用できるのは、中国からの観光客が多い場所に限られるからです。また、そのような場所では銀聯だけでなく、VISAやMasterCardのカードが利用できます。
以上のことから、銀聯は中国限定で役に立つカードだと言えます。
銀聯カードを発行しているのは2社
ここまで、銀聯は中国を中心に普及している国際ブランドだと書きました。では、日本で住んでいる私たちが銀聯カードを手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか? 三井住友銀聯カードに申し込むか、三菱UFJニコスのクレジットカードに申し込んだ上で、追加カードの銀聯カードに申し込むかの2つの方法があります。国内で銀聯カードを発行しているのは、三井住友カードと三菱UFJニコスの2社しかないからです。
そして、三井住友カードであれば直接銀聯カードに申し込み手に入れることができます。しかし、三菱UFJニコスは銀聯カードだけを申し込むことはできません。親になるクレジットカードを持っていないと銀聯カードが発行されないのです。
ただ、三井住友カードと三菱UFJカード、どちらの銀聯カードも利用すればポイントは獲得することができます。ここまで説明した内容を踏まえた上で、以下では還元率が高くなる銀聯カードを紹介します。
銀聯カード最高還元率はリクルートカードの追加カード
国内で発行される銀聯カードでもっとも還元率が高いのは、リクルートカード(VISAまたはMasterCardブランド)の追加で持つことができる銀聯カードで、利用金額の1.2%がポイントとして還元されます。そして次に還元率が高いのは三井住友銀聯カードで、利用金額の0.5%がポイントとして還元されます。以下では、これら2種類の銀聯カードについてくわしく説明します。
リクルートカード
リクルートカード 本体 |
国際ブランド | ![]() ![]() ( ![]() |
---|---|---|
年会費 | 無料 | |
ポイント 還元率 |
1.2% | |
三菱UFJ 銀聯カード |
発行・ 更新手数料 |
1,000円+税 |
年会費 | 無料 | |
ポイント 還元率 |
1.2% | |
中国で利用できる サービス |
海外アシスタンスデスク 「ハローデスク」(北京・上海・大連・香港) |
銀聯カードでもっとも還元率が高いのは、リクルートカード(VISA、MasterCardブランド)の追加カードです。三菱UFJの銀聯カードは、この会社が発行している一部のクレジットカードを持っていないと持つことはできません。そして、親となるクレジットカードの還元率によって、銀聯カードの還元率が変わります。
その結果、どこで使っても還元率1.2%のリクルートカードは、追加カードである銀聯カードの還元率も1.2%になるのです。この1.2%という還元率は、銀聯カードの中では最高です。ですから、還元率が高い銀聯カードを手に入れたいなら、リクルートカードを持ち、追加カードとして銀聯カードに申し込むことをオススメします。
具体的な方法としては、まずはリクルートカード(VISAブランドかMasterCardブランド)に申し込んで手に入れ、そして三菱UFJニコスの公式サイトから追加カードである銀聯カードに申し込みます。
ただ、三菱UFJニコスの銀聯カードのデメリットとして、発行手数料1,000円+税がかかってしまうことです。次で説明する三井住友銀聯カードは発行手数料無料であることを考えると、9万円以上銀聯カードを利用しないと損をしてしてしまいます。
そのため、銀聯カードを数日間の旅行だけのために持つのであれば、次で紹介する三井住友銀聯カードの方が結果的に得になる可能性があります。
なお、リクルートカードのJCBブランドは、銀聯カードを持つことができません。このカードはVISA、MasterCardのほかにJCBブランドも選ぶことができます。しかし、JCBブランドだけは発行しているカード会社が三菱UFJニコスではなくジェーシービーだからです。ジェーシービーは銀聯カードを発行していません。
ですから、もっとも還元率が高い銀聯カードを手に入れるためには、まずはリクルートカードのVISAブランドかMasterCardブランドを持つ必要があります。
三井住友銀聯カード
国際ブランド | ![]() |
---|---|
発行・更新手数料 | 発行:無料
更新:1,000円+税 |
年会費 | 無料 |
ポイント 還元率 |
0.5% |
中国で利用できる サービス |
銀聯コールセンター 照会受付サービス (上海) |
リクルートカード(VISA、MasterCard)の追加カードの次にオススメの銀聯カードは、三井住友銀聯カードです。このカードは還元率は0.5%と、上記のリクルートカードの追加カードの半分以下の還元率となってしまいます。ただ、リクルートカードの追加カードより優れている点として、発行手数料が無料であることと、申し込んでから最短3日で発行されることの2点があります。
ですから、中国へ行く予定が短期間でしかも次に行く予定がないのであれば、発行手数料がかからない三井住友銀聯カードを持った方が得になる可能性もあります。また、このカードは単体で申し込むことができ、しかも最短3日で手に入れることができます。少しでも早く銀聯カードを手に入れる必要があるなら、こちらをオススメします。
上記で紹介したリクルートカードであれば、まずはリクルートカードの発行に少なくとも5日ほどかかってしまいます。そして、それから追加カードである銀聯カードに申し込むことになるため、さらに日数がかかってしまうのです。
このように、三井住友銀聯カードは還元率は低いものの、発行手数料が無料であることと、申し込んでから最短3日で発行されることの2つの点で、リクルートカードの追加カードよりも優れています。
以上のとおり、還元率が高い銀聯カードは、リクルートカードの追加カードと三井住友銀聯カードがオススメです。
高還元率の銀聯カードまとめ
このページでは、銀聯とは中国で広く普及している国際ブランドであるため、中国への旅行や出張、留学では必須だと説明しました。一方で中国以外ではあまり利用できず、利用できたとしてもVISAやMasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースのようなほかの国際ブランドが利用できるため、中国に行かないなら特に持つ必要はありません。
国内で発行されている銀聯カードでもっとも還元率が高いのは、リクルートカード(VISA、MasterCard)の追加カードである銀聯カードです。このカードは、銀聯カードの利用で最高となる還元率1.2%となります。ですから、中国へ行く機会がよくあるなら、まずはリクルートカードに申し込み、そして次に追加カードである銀聯カードに申し込むことをオススメします。
次に還元率0.5%の三井住友銀聯カードは、還元率ではリクルートカードの追加カードよも劣るものの、発行手数料が無料で最短3日発行というメリットがあります。そのため、中国へ1度きりの渡航のために銀聯カードを持ったり、急ぎで手に入れたりしたいときは三井住友銀聯カードがオススメです。
中国への旅行や出張、留学にオススメ