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nanacoチャージ最高還元率1.2%のリクルートカード
2007年4月23日に株式会社セブン・カードサービスにより発行が開始された、セブンイレブンをはじめとする加盟店で利用できる電子マネーです。
楽天EdyやSuicaなどと同じように、前もってクレジットカードや現金でチャージしてから使う、プリペイド式の電子マネーになります。
セブンイレブンやイトーヨーカドーを中心に使える
セブン&アイグループを中心に使うことができます。
イトーヨーカドーでよく買い物する場合はぜひ活用したいですし、セブンイレブンであれば全国的に数多く存在するので、多くの方が活用できるのではないでしょうか?
nanaco公式サイト『nanacoが使えるお店』でさらに詳しく調べることができます。
nanaco利用では1%還元と破格
楽天EdyやWAON、Suicaなどの他の電子マネーでも利用によるポイント還元がありますが、nanacoの場合1%と、もっとも還元率が高い電子マネーです。
これはかなりよい条件で、さらにクレジットカードでチャージすればそのポイントも獲得することができるので、nanacoが使えるお店では、ぜひとも活用したいところです。
セブンイレブンで税金や公共料金の支払いができる
最近ではクレジットカードで納付できるところも出てきていますが、まだまだ一般的とは言いにくく、現金で払わざるを得ない税金や公共料金。
これらの支払いに、1%ポイント還元の対象外ではありますが、セブンイレブンではnanacoを利用することができます。
「ポイントつかないから、意味ないじゃん…。」と思われたかも知れませんが、クレジットカードからnanacoへのチャージでポイント付与対象となるものを使えば、実質的にクレジットカードで税金などを支払ったのと同じ事になります。
QUO(クオ)カードで還元率3%
QUOカードとは全国共通の商品券(プリペイドカード)で、コンビニやガストなどのファミレス、ドラッグストアや書店、ガソリンスタンドでの支払いに使用することができます。
このカードは、以下の8種類があり、セブンイレブンでは黄色の欄の3種類を取り扱っています。
額面 | 販売 価格 |
利用できる 金額 |
還元率 |
---|---|---|---|
300円 | 330円 | 300円 | -10% |
500円 | 530円 | 500円 | -6% |
700円 | 750円 | 700円 | -7.14% |
1,000円 | 1,040円 | 1,000円 | -4% |
2,000円 | 2,000円 | 2,000円 | 0% |
3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 0% |
5,000円 | 5,000円 | 5,070円 | 1.4% |
10,000円 | 10,000円 | 10,180円 | 1.8% |
1万円分のカードを購入すれば10,180円利用することができ、これはクレジットカードで言うところの実質還元率1.8%に相当します。
現時点で申し込みができるクレジットカードのポイント還元率は最高でも1.5%で、チャージしたnanacoをそのまま使っても還元率1%である事を考えると、QUOカードはどんなクレジットカードよりも高還元率であると言えます。
これも上で挙げた税金や公共料金と同じように、セブンイレブンでnanacoを使って購入すれば、nanacoの利用ポイントは付与されないものの、クレジットカードからnanacoへのチャージにはポイント付与されるので、以下2つのポイントを二重取りできる事になります。
さらには、QUOカードをコンビニなどで使うときは、PontaポイントやTポイントなどの共通ポイントも獲得できるので、ポイント三重取りが可能です。
セブンイレブンでクレジットカードでチャージしたnanacoでQUOカードを買えば、トータル還元率3%以上も実現可能!
大きく分けて3種類がある
nanacoのラインナップとして、次の3種類が用意されています。
なお、どれもnanaco利用により獲得できるポイントは100円につき1nanacoポイント・還元率1%と同じです。
- nanacoカード
- nanacoモバイル
- クレジットカード一体型
以下で順番に説明したいと思います。
nanacoカード
単体で利用することができる専用カードで、通常は発行手数料300円が必要です。
ただし、イトーヨーカドーで8のつく日の「ハッピーデー」(毎月8日・18日・28日)に申し込んでカードを手に入れ、その場で1,000円以上チャージすると、無料で手に入れられます。
モバイルnanaco
Falica内蔵の「おサイフケータイ」でも利用できます。
スマホやケータイでアプリをダウンロードするだけで使えるので、費用や手間がかからず便利です。
もし使っている携帯電話がおサイフケータイに対応しているなら、財布がかさばる事もなく、今すぐnanacoを使うことができるこちらをオススメします。
クレジットカード一体型
クレジットカードにnanacoの機能が搭載されており、1枚2役で使うことができるものです。
nanaco一体型クレジットカードは、セブンカード・プラスのみ存在します。
一体型だからと言って、nanacoチャージや利用による還元率のメリットは特にありません
還元率を上げて得をすることを目的にするのであれば、セブンカード・プラスを使うよりも、単体のnanacoカードかモバイルnanacoの利用をオススメします
nanacoチャージはリクルートカードが最高還元率
nanacoの発行元と同じ会社が発行しているセブンカード・プラスがnanacoチャージで最高還元率になるカードかと思いきや、リクルートカードが最も得なカードです。
他にも、楽天カードとYahoo! JAPANカードもセブンカード・プラスよりも高い還元率でnanacoチャージができます。
楽天カード・Yahoo! JAPANカードはJCBブランドのみポイント付与対象
気をつけなければならないのが、同じ種類のカードなのに、VisaやMasterCardだとチャージが出来なかったり、チャージは出来てもポイントが付与されないものが意外と多い点です。
上の表で言うと、楽天カードとYahoo! JAPANカードは、どちらもVISA・MasterCard・JCBの3種類の国際ブランドを選ぶことができるカードですが、nanacoにチャージしてポイントを獲得できるのはJCBブランドのみです。
nanacoチャージを活用するためにカードを選ぶときは、この国際ブランドについて特に注意が必要です。
P-one Wizは1%割引の対象外
年間利用額5万円〜117万円という広い範囲で最高還元率となり、当サイトでイチオシのP-one Wizは、通常のカード利用では利用額の1%が請求時に自動割引された上に0.5%ポイント付与があり、結果的に還元率1.495%となるカードです。
しかし、nanacoチャージとなると、前者の1%自動割引の対象外となってしまい、チャージした額の0.5%に相当するポイントが付与されるだけです。
普段はこのカードをメインで使う場合も、nanacoチャージも活用してポイントを獲得したいなら、専用にリクルートカードを持つことをオススメします。
イチオシであるp-one Wizは、nanacoチャージは還元率0.5%に下がってしまいます
ライフカードは2017年7月以降ポイント付与対象外
ライフカードは、nanacoチャージについて言うと、ポイント付与率が通常の半分になってしまう上に、2017年7月からはチャージによるポイント付与対象外となります。そのため、今からnanacoチャージのためにライフカードを持つことはおすすめできません。
リクルートカードプラスは、2016年9月16日からポイント付与対象外
ポイント付与率が通常のカード利用でもnanacoチャージでも2.0%と史上最高だったリクルートカードプラス。
2016年3月15日で新規申込募集を終了してしまったので今からこのカードを持つことはできませんが、さらに残念なことに、2016年9月16日以降のnanacoチャージにはポイントが付与されなくなりました。
ですから、nanacoチャージでポイントをもらうためには、リクルートカード(プラスがつかない)がオススメです。
まとめ
- nanaco利用は還元率1%と、どの電子マネーよりも高還元率
- 税金や公共料金のようなクレジットカードで支払えないものも、nanacoを使えば間接的にカード払いができてポイント付与される
- nanacoを利用してQUOカードを購入すれば、トータル還元率3%が実現する
- nanacoチャージ最高還元率は、リクルートカードの1.2%
- 唯一のnanaco一体型カードであるセブンカード・プラスよりも還元率が高いカードが3種類あるので、還元率の面だけで見ると大きな魅力はない
- P-one Wizは、nanacoチャージ還元率は0.5%と下がってしまうので、リクルートカードでチャージする事をオススメ
nanacoだけでなく、他の電子マネーチャージだったらどんなカードが得なのか?
気になったのでいろいろ調べてみました。
電子マネーごとに得するオススメカード