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固定費をクレジットカード払いにするメリットと方法
還元率の高いクレジットカードを活用するなら、毎月の固定費をカード払いにすることを強くオススメします。毎月の固定費とは、電気代やガス代、水道代、NHK受信料、新聞代、携帯電話料金、インターネット利用料のようなコストのことです。
毎月の固定費は、すべて合わせると3万円〜5万円ほどになります。この毎月の固定費をクレジットカードで支払えば、ポイントの還元を受けることができ、結果として節約につながります。一方、口座振替やコンビニ払いで支払ってもポイントや割引を受けることはできません(電気代の口座振替による割引ついては後述します)。
たとえば、毎月の固定費が5万円だったとします。この固定費を還元率1.2%のリクルートカードで支払うと、毎月600円分=年間7,200円のポイントを獲得することができます。毎月の固定費を口座振替からクレジットカード払いに変更するだけで、毎年7,200円の節約ができるのです。
このページでは、毎月の固定費をクレジットカード払いにするメリットについて、そして具体的に固定費をカード払いにする方法についてくわしく説明します。
固定費とは?
ところで、固定費とは具体的にどのような費用のことを指すのでしょうか? 家庭での固定費とは、ほぼ一定の金額で定期的に発生する費用のことです。具体的には、家賃や電気代、ガス代、水道代、NHK受信料、新聞代、携帯電話料金、インターネット利用料、保険代のようなものがあります。
以下では、これらの固定費のクレジットカード払いについて説明します。
家賃
毎月数万円から十数万円という高額である家賃。この家賃をクレジットカードで支払うことができれば、毎月数百円分以上のポイントが貯まります。しかし、多くの場合、家賃はクレジットカードで支払うことはできません。
家賃をクレジットカードで支払うことができるのは、大東建託やアパマンショップ、レオパレス21、ミニテックのような大手不動産会社に限られます。
もしこれらの大手不動産会社で契約しているのであれば、クレジットカード払いにできないか1度確認してみましょう。また、今後引っ越す機会があれば、クレジットカード払いができる物件を探すのも1つの方法です。
電気代
電気代は、ほとんどの電力会社がクレジットカード払いに対応しています。しかし、注意が必要なのは、電気代は口座振替だと月額50円+税が割引になる電力会社があるということです。具体的には、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の7社が口座振替による50円+税の割引を実施しています。一方で、北海道電力と東北電力、沖縄電力の3社は、口座振替割引がありません。
電力会社の口座振替割引の実施状況
口座振替割引あり | 口座振替割引なし |
---|---|
東京電力
北陸電力 中部電力 関西電力 中国電力 四国電力 九州電力 |
北海道電力
東北電力 沖縄電力 |
口座振替割引の実施については、上記の表のとおりです。北海道電力と東北電力、沖縄電力では口座振替の割引がないので、クレジットカード払いでポイントをもらった方が確実に得になります。
そしてほかの電力会社では、電気代に関わらずつねに50円+税という定額の口座振替割引が用意されています。ですから、クレジットカード払いでもらえるポイントが50円+税よりも少ない場合、口座振替の方が得になります。
口座振替割引が用意されている電力会社だと、毎月の電気代や電気代を支払おうと考えているカードのポイント還元率によってどちらがお得なのか変わります。
ガス代
ガス代は、多くのガス会社がクレジットカード払いに対応しています。ガス代にも電気代と同じように、東京ガスと京葉ガスの2社だけは毎月50円+税の口座振替割引が用意されています。しかし、それ以外のガス会社では口座振替割引がないので、クレジットカード払いでポイント分得をしましょう。
ガス会社の口座振替割引の実施状況
口座振替割引あり | 口座振替割引なし |
---|---|
東京ガス
京葉ガス
|
北海道ガス
八戸ガス 東北ガス 北陸ガス 中部ガス 東邦ガス 大阪ガス 広島ガス 四国ガス 西部ガス 沖縄ガス |
もしも東京ガスや京葉ガスを利用している場合、クレジットカードの場合毎月どれだけの節約になるのかを、ガス代とカードのポイント還元率から計算しましょう。そして50円+税よりも得になるのであれば、クレジットカード払いに変更することをオススメします。
逆にクレジットカードのポイントが50円+税よりも少なくなりそうであれば、口座振替で支払うことをおすすめします。
水道代
水道代は主に都市部でクレジットカード払いができます。水道代は市区町村に支払う料金なので、その市区町村がクレジットカード払いいに対応している必要があるからです。
なお、クレジットカード払いができない場合でも、セブンイレブンで支払いができるなら間接的にクレジットカード払いができます。クレジットカードを使ってセブンイレブンで利用できる電子マネーnanacoにチャージし、そしてnanacoで水道代を支払えば、クレジットカードのポイントを獲得することができます。
ですから、もしお住いの市区町村で水道代のクレジットカード払いができなくても、セブンイレブンで支払いができないか? 確認してみましょう。
NHK受信料
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新聞代
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携帯電話料金
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インターネット利用料
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保険代
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固定費をクレジットカードで支払う2つのメリット
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1.カードのポイントが貯まる
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基本的に口座から毎月自動で引き落とされるのであれば、毎月自動でクレジットカードから支払った方がポイントが付与されて得です。
これらの料金は毎月数万円は支払うことになるので、それらをクレジットカード払いに切り替えるだけで、毎月数百円〜ヘタすると1,000円以上がポイントで還元されます。
2.すべての固定費の支払日をまとめられる
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確かに手続きがちょっと面倒クサイと感じますが、1度手続きしてしまうと放ったらかしなので、クレジットカードのポイントをもらうためです。
通帳から毎月引き落とされている内容をチェックしてみて、クレジットカードで支払えそうなものはクレジットカード払いに切り替えましょう。
固定費をカード払いにする方法
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1.カード会社のホームページから手続きする
アナタが持っているクレジットカードの利用明細なんかが確認できるサイトで、クレジットカードで支払うことができる公共料金などの種類と、その手続き方法が書いてあることが多いです。
電気代などだったら直接電気会社なんかに連絡したりすることなく、カード会社のサイトから直接クレジットカード払いを申し込むことができるので、まずはカード会社のホームページから手続きができないか、確認してみましょう。
2.それぞれの会社のホームページから手続きする
カード会社のホームページで手続きできないときでも、電気会社やガス会社での手続きページへが書かれたホームページへのリンク先を書いてくれている場合があります。
直接手続きできなくて手間ではありますが、直接の支払先である電気会社やガス会社のホームページで直接手続きできることもありますし、手続き方法が書かれていたりします。
マイナーなケーブルテレビやプロバイダなどだと、クレジットカード会社のホームページには書いていないけどクレジットカード払いができる場合がよくあります。
私自身、奈良県でローカルなケーブルテレビの月額使用料をクレジットカード払いで支払っていますが、クレジットカード会社のホームページには書いてありませんでした。
なので、クレジットカード会社のホームページに書いていないとクレジットカードで払えない、という意味ではありませんので、直接その会社のホームページを探してみて確認してみましょう。
そういうローカルなケーブルテレビなどだと、電話してクレジットカード払いの申込書を郵送で自宅宛に送ってもらい、カード番号や住所・氏名を記入して返送するという、何とも手間な手続き方法にはなってしまいますが、1度手続きしてしまうと毎月勝手にクレジットカードから払えますので、面倒クサイ手続きに1回だけ耐えてください。
毎月の支払いというと、例えばこんな感じがあると思います。
まとめ
・毎月支払う光熱費などは、手続きは面倒くさいけど同じ支払うならクレジットカードで支払うべき。
・電気代は口座振替だと固定で月額54円が割引されるので、クレジットカードの還元率によっては口座振替のままの方が得な場合もあるので注意。
・クレジットカード会社のホームページを参考に手続きをする。
・クレジットカード会社のホームページに載っていない場合でもクレジットカード払いができることもよくある。直接その料金を支払う会社のホームページなどで確認する。
固定費は毎月支払うので、還元率が高いカードだと長期的に大きな得になります