年間利用額5万円以上ならP-one Wiz

年間利用額5万円以上ならP-one Wiz

普段の生活の出費を、クレジットカードで支払えるものは出来るだけカードで支払うようにすれば、年間のカード利用額は100万円前後になる方は多くいます。この年間100万円という利用金額で最高還元率になるのが、P-one Wizです。このカードは、年間利用額5万円以上という、広い利用価格帯で得になるカードです。

P-one Wizは、年会費完全無料でポイント還元率1.5%(厳密には1.495%)のカードです。なぜ最高還元率になるのが年間利用額5万円以上なのかと言うと、このカードは、年間利用額5万円までは実質還元率1.0%となり、リクルートカードの還元率1.2%に劣るからです。

具体的には、このカードは利用額の1%が自動割引された後に、利用額の0.5%分のポケットポイントが付与されるしくみです。このポケットポイントは、このカードを年間5万円以上利用しないと交換することができず、失効してしまいます。

2017年4月までは、年間利用額117万円以上だと漢方スタイルクラブカードが実質還元率が約1.6%と最高でした。しかし、漢方スタイルクラブカードは新規入会の受付を終了したため、2017年5月からは年間利用額117万円以上であってもP-one Wizの還元率1.5%が最高です。

年間利用額5万円以上のオススメカード

冒頭で書いたように、P-one Wizが最高還元率となるカードです。しかし状況によってはオススメできるほかのカードがあるので、紹介します。

券面 実質
還元率
カード
年会費
(税込)
付与される
ポイント
ポイント
付与条件
ポイント
還元率
ポイント
交換に
必要な
利用額
ポイント
有効期限
P-one Wiz
pone_wiz

g_official01

g_detail02

※1

1.495% 無料 自動
キャッシュ
バック
100円につき
1円
1.0% 交換不要
ポケット
ポイント
1,000円につき
1ポイント
0.495% 10万円 最長2年
リクルートカード
リクルートカードVisa

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1.2% 無料 リクルート
ポイント
100円につき
1.2ポイント
1.2% 交換不要 最後に
獲得してから
1年
実質無期限
REXカード
REXカード

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1.5%
(ただし
年間利用額
50万円
の場合)
初年度無料

2年目以降
2,700円
(年間利用額
50万円以上で
無料)

REX
ポイント
2,000円につき
30ポイント
1.5% 10万円 2年

この表を見ると、P-one WizよりもREXカードの方が実質還元率が高くなっています。その状況でP-one Wizの方がオススメである理由を挙げたいと思います。

年会費が完全無料

P-one Wizは、年会費完全無料カードです。

仮に1年の内にまったくカードを利用することがなかったとしても、絶対に損することはありません。一方で、実質還元率がP-one Wizとほぼ同じREXカードは、一定の年間利用がないと年会費が発生しまい、場合によっては獲得したポイントよりも年会費の方が高くなり、損をしてしまいかねません。

ただし、上の表の年間利用額は問題なくクリアできるのであれば、これはあまり問題になりません。

P-one Wizは年会費完全無料で最高水準のポイント還元率

ショッピング保険が付帯している

カードでの買い物は、高額な買い物をする場合もあります。そのようなとき、P-one Wizには、このカードを使った買い物に年間50万円までのショッピング保険が付帯しており、購入後90日以内に盗難・破損などに遭った場合には補償してもらうことができます。

なお、REXカードは年間利用額50万円以上でないと年会費が発生してしまいますが、申込の際に海外・国内旅行傷害保険とショッピング保険が選択でき、ショッピング保険を選択した場合には、年間100万円までの買い物が補償されます。利用額に問題がないのであれば、こちらをカードを選択するのも1つです。

P-one Wizは、年会費完全無料でショッピング保険付帯と、サービスも手厚い

年間利用額が少ないなら、リクルートカードが確実

P-one Wizが実質還元率1.5%となるためには、請求時に1%の自動割引に加えて、カード利用で獲得したポイントをTポイントに交換してはじめて実現します。ポイント交換のためには、有効期限が失効する2年以内に10万円のカード利用が必要で、これ以下だと実質還元率は1%になってしまいます。

この2年で10万円のカード利用に不安がある場合は、100円という小さい単位でポイントが付与される上に、ポイント有効期限は最後に獲得してから1年間と、実質無期限であるリクルートカードを持つのが無難です。リクルートカードは、ほぼ確実に実質還元率1.2%の恩恵を受けることができます。

付与されるポイントがリクルートのサービスで使えるリクルートポイントですが、これは共通ポイントであるPontaポイントと相互交換できてローソンやシェル石油などで使えるので、まず使いみちに困ることもなく活用できるでしょう。これなら、ポイント失効してしまう、またはポイントが使えない可能性は限りなくゼロに近いと言えます。

リクルートカードは、安定して還元率1.2%

年間利用額5万円以上でのカード選びのまとめ

  • もっともオススメのは、年会費完全無料でありながらショッピング保険が付帯するP-one Wiz
  • 実質還元率がカード利用額によっては1.5%になるカードがほかにもあるが、P-one Wizにはそれらを上回るメリットがある
  • 年間利用額が少ないのであれば、ポイント有効期限が実質無期限のリクルートカードが1.2%の還元を受けた方が確実

年間利用額ごとのオススメカードを詳しく紹介しています。

年間利用額ごとのオススメカード

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