CIC信用情報開示報告書を請求する①

CIC

カード審査のときにチェックされている信用情報は誰でも見ることができます。

もし過去に次のようなことがあった場合、審査にどのように影響するのか不安になるかと思います。

  • 他のクレジットカードの審査落ち
  • クレジットカードやローンの延滞
  • 税金や公共料金の滞納
  • 任意整理

信用情報は信用情報機関に一定期間保存され、カード会社やローン会社、銀行などが照会することにより共有されます。

代表的な機関はCICっていうところ。

管理人が生まれて初めて自身の信用情報の開示を請求してみたところ、意外と簡単でした。

その手順を紹介します。

信用情報機関は3つある

さっき挙げた、貸金業法に基づく指定信用情報機関として、内閣総理大臣より指定を受けているCIC。

CICトップページ

加入している多くのクレジットカード会社やローン会社、携帯電話会社から契約や支払いの情報を収集し、それらの会社が必要なときに情報照会してますが、他にもKSC(全国銀行協会)、JICC(日本信用情報機構)っていう信用情報機関があります。

自宅のパソコンからも照会できる

CICでは次の5つの方法で1000円の手数料で信用情報を照会することができます。

つまり、わざわざ窓口に行かなくても自宅から一歩も出ることなく照会することも可能です。

今回私は、スマートフォンから照会しました。

パソコン

パソコンからインターネットを使って申し込むと、そのままパソコン上で信用情報を確認することができます。

Winodws ノートPC

ここ3〜4年以内に買ったWindowsのパソコンなら問題ありません。

Macでは照会することができないので、パソコン以外の方法で照会する必要があります。

対応PC
  • Windows VISTA
  • Windows 7
  • Windows 8
  • Windows 8.1
  • Windows 10
対応ブラウザ
  • Internet Explorer 7
  • Internet Explorer 8
  • Internet Explorer 9
  • Internet Explorer 10
  • Internet Explorer 11

スマートフォン

スマートフォンでも、パソコンとほぼ同じようにインターネットで申し込めます。

iphone 6

iPhone(iOS 7.0.6 以降)かAndroidのみ対応だけど、早い話がほとんどのスマホで対応可能ってことですね。

携帯電話

ガラケーと呼ばれる携帯電話でも、携帯サイトから申し込むことができますが、対応環境が公式ホームページの説明でも不十分で分かりづらく、あまりオススメできません。

ガラケー

対応環境 docomo imode 1.0またはimode 2.0
Softbank 3GC
au WAP 2.0

 

CIC公式ホームページでは、以下のような注意書きがあり、他の方法で照会した方が最終的にスムーズになりそうです。

お客様がお持ちの携帯電話が該当するかどうかにつきましては、CICではお答えできかねますので、インターネットでお調べいただくか、携帯電話メーカーにお問い合わせください。

郵送

記入した申込書と本人確認書類、手数料の定額小為替をCICに郵送し、簡易書留・親展で開示情報を返送してもらうというシンプルな方法です。

ポスト

パソコンやスマートフォンでの照会がよく分からない、または面倒に感じる場合にはオススメですが、申込書を郵送してから開示情報が届くまで、10日ほどかかってしまうのが欠点です。

また、申込書はCICのホームページからパソコンのプリンタで印刷して使います。

もしパソコンやプリンタを持っていないために印刷できない場合、CICに電話して申込書を取り寄せる必要があり、さらに日数はかかります

窓口に出向く

本人が書類を持ってCICの窓口まで足を運んで照会する方法です。

分からないことは教えてもらうことができるのでもっともよい方法ですが、窓口が全国に7箇所しかない上に、土日・祝日は対応してもらえないのがデメリットです。

CIC窓口の受付時間

  • 月〜金(土・日・祝日・年末年始は不可)
  • 10:00〜12:00 / 13:00〜16:00
  • 予約はできず、受付順の案内
首都圏開示相談室 〒160-8375
東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト15階

  • JR「新宿駅」西口より徒歩10分
  • 都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」B1出口より徒歩5分
  • 中央通り地下通路 S3出口より徒歩3分
北海道開示相談室 〒060-0003
札幌市中央区北3条西3-1-6 札幌小暮ビル8階

  • 札幌駅前地下歩行空間1番出口より徒歩1分
  • 地下鉄南北線「さっぽろ駅」より徒歩4分
東北開示相談室 〒980-0021
仙台市青葉区中央4-2-16 仙台中央第一生命ビルディング7階

  • JR「仙台駅」より徒歩6分
  • 地下鉄南北線「仙台駅」より徒歩5分
中部開示相談室 〒460-0002
名古屋市中区丸の内2-20-25 丸の内STビル8階

  • 地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内駅」4番出口より徒歩2分
近畿開示相談室 〒530-0001
大阪市北区梅田三丁目4番5号 毎日インテシオ 5階

  • JR「大阪駅」桜橋口より徒歩8分(飲食街「梅三小路」側)
  • 地下鉄四ツ橋線「西梅田駅」北改札より徒歩8分
    (地下通路「ガーデンシティ」を福島方面へ向かい6-10番出口)
中四国開示相談室 〒700-0907
岡山市北区下石井一丁目1番3号 日本生命岡山第二ビル 新館4階

  • JR「岡山駅」東口より徒歩5分
九州開示相談室 〒810-0001
福岡市中央区天神1-2-12 天神122ビル7階

  • 地下鉄七隈線「天神南駅」5番出口より徒歩1分
  • 地下鉄空港線「天神駅」より徒歩5分

受付番号を電話して取得する

それでは実際に照会をしてみます。

最初の手順として、CICのホームページによると以下のように書かれています。

クレジット契約で利用した電話番号(固定電話・携帯電話)からおかけください。

クレジット会社等にお届けで、CICに登録されている電話番号(固定電話、携帯電話)から受付番号を取得することが必要です。

また、受付番号をメモするご用意もお願いします。

過去のクレジットカードの申し込みで登録した電話番号の固定電話や携帯電話から電話する必要があります。

パソコンやスマートフォンなどでの照会の場合、これによって本人確認に代えているものと思われます。

私の場合は昔っからすべてのクレジットカードの申し込みは自宅の電話番号のみなので、全然悩むことがありませんでした。

何回か引っ越していたり、カードによっては自宅とか携帯電話とかいろんな番号で登録している場合だったら、携帯電話からかけたほうがいいと思います。

理由としては、後でパソコンやスマートフォンから必要な情報を入力するときに、複数の電話番号を入力できるからです。

だから、もしアナタがクレジットカードには自宅の電話番号で申し込んだけど、今は固定電話を解約してしまって自宅から電話のしようがない!なんて場合には、携帯電話からかけて受付番号を取得し、パソコンやスマートフォンで入力するときに以前の電話番号を入力すれば照会できるように感じました。

私も試しに携帯電話からかけて試してみればよかった…。と少し後悔しています。

クレジットカードとメモ帳を用意

この電話の段階で、手数料を支払うクレジットカードが必要になります。

また、固有の受付番号を電話で教えてくれるので、控える必要があります。

—REXカードとメモ帳の画像—

利用できるクレジットカードは限られている

以下がCICの情報開示の手数料1,000円の決済に利用できるクレジットカードの種類です。

CIC手数料決済可能なクレジットカード

VISAやMasterCardといった国際ブランドではなく、カードの右上に書かれている国内ブランドによって使えるかどうかが決まります。

 

国内ブランド説明画像

こんな感じでカードの右上のマークが、CICのホームページにも掲載されていれば使えます。

注意として、JCBカードが使えますが、カード右下にJCBのマークが書かれていても使えない場合があります。

ここで言っているJCBとは、プロパーカードのことで、プロパーカードと提携カードの違いはこちらで説明しています。

もしここに書かれているカードを持っていない場合、クレジットカード決済ができないので、郵送や窓口で出向いての方法を採るしかありません。

音声案内にしたがって番号をプッシュ

朝8時から夜9時までの受付時間の間に、CICのホームページに掲載されてる電話番号に電話する必要があります。

CIC受付番号取得電話番号

これがCICのホームページに掲載されてる受付番号取得のための電話番号です。

なお、電話はすべて音声案内なので、私は一言も話すことがありませんでした。

こちらはCICが提供するインターネット開示の受付センターです。

初回開示をご希望の場合はクレジットカードとメモのご準備をして頂き「1」を、
再開示の場合はメモのご準備をして頂き「2」を押して下さい。

というアナウンスが流れます。

事前にインターネットで調べて、手数料支払いのためのクレジットカードと受付番号を控えるためのメモ帳は用意してたので、「1」をプッシュします。

これより受付番号をご案内します。

ご利用にあたってはCICのホームページに記載された利用規約に同意して頂く必要があります。

利用規約をお読み頂き、同意頂けた方は「7」を、
利用規約をお読みでない方、同意頂けなかった方は「9」を押して下さい。

利用規約は、CICのホームページに掲載されています。

CIC利用規約

規約に同意しないと受付番号を教えてもらうことができないので、「7」を押しました。

クレジットカードの有効期限をプッシュ

開示手数料はクレジットカードでのお支払いとなります。

クレジットカードに記載されています有効期限を4桁で月、年の順番に入力して下さい。

クレジットカードの有効期限

「10/18」つまり、2018年10月までの場合、「1018」とプッシュ。

カード番号ではなくて、有効期限だけを聞かれる珍しいパターンです。

クレジットカードの有効期限は○○○○ですね。

よろしければ「1」を、再入力の場合は「2」を押して下さい。

と確認があるので、「1」をプッシュしました。

ここでもし有効期限を間違えたときは、「2」をプッシュしてもう1度やり直せます。

受付番号の取得

そしていよいよ、インターネットの照会に必要な6ケタの受付番号を教えてくれます。

これから受付番号を数字6桁でお知らせしますので、メモのご準備をお願いします。

受付番号は○○○○○○です。

受付番号が確認できた場合は「1」を、もう一度お聞きになる場合は「2」を押して下さい。

この番号を手元に用意していたメモ帳に控えます。

思っていたよりもサラっとした感じで言ってくれたのでビビリました(汗)

一応1回目でメモはしたけど、ここで間違えてたら照会ができないので、「2」を押してもう1度聴いて確認しました。

ありがとうございました。受付番号は1時間有効です。

携帯またはパソコンで開示の処理へとお進み下さい。

これで受付番号をもらえたので、次はパソコンやスマートフォンで実際に開示報告書を確認できます。

音声案内の最後でも言っていますが、この受付番号は聞いてから1時間しか有効期限がありませんので、受付番号を聞いたらすぐに開示報告書を見ないといけません。

続いて、電話で教えてもらった受付番号を使って、スマートフォンを操作して照会しました。

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