過去5年以内に延滞があるとカードは作れない

カードに申し込んだ履歴は、審査の合否に関わらず6ヶ月の間は信用情報機関に残るので、この間に3枚以上申し込んだり、1度審査に落ちてから他の会社のカードに申し込んだりしても同じように審査に落ちてしまいます。

そして、他にも注意しなければならないことがあります。

過去にクレジットカードやローンで支払いの延滞があった場合、5年間はほぼ確実にカードを持つことができません。

ブラックリスト

延滞した履歴は5年間残る

一般的に言われるブラックリストで、今までに持っていたカードの利用額やローンの返済、毎月の携帯電話料金などの支払期日から数ヶ月間の支払いがなければ、ブラック扱いとなってしまいます。

1度こうなってしまうと、完済や債務整理してから5年間は金融事故として信用情報機関に履歴が残り、他の会社のカードのみならず、ローンなどにもほぼ確実に通ることができない状態になってしまいます。

クレジットカードの審査に落ちてから6ヶ月を過ぎてから申し込んだのに、また審査に落ちた…。

そんな場合は、職業や勤務年数にもよりますが、ブラック扱いになっている可能性があります。

もし心当たりがあれば、延滞の支払いか債務整理から5年以上期間を空けるようにしましょう。

ちなみに、もし最近1〜2年以内にカードを申し込んで発行してもらい、特に延滞とかせずに利用額を支払っている状態であれば、ブラックになっている可能性はほぼゼロです。

支払い期日から2ヶ月以上延滞するとブラック

支払い期日を1日とか1週間、口座残高が足りなくてたまに支払いが出来なかった程度でブラックになることはありませんが、こういうことを頻繁にやっていたり、または2ヶ月以上支払わずにいたことがあれば、ブラックとして扱われる可能性があります。

ブラックリストは一般的に呼ばれるだけでそんなリストが存在するワケではないので、厳密にどういう状態になったときにブラック扱いになるという決まりや法律がありません。

カード会社やローン会社によって、支払期日から61日でブラックにするところもあれば、3ヶ月でブラックにするところもあり、どの会社も詳細を公表していません。

なので、短く見て2ヶ月でブラックになると考えましょう。

未払いが残っている間は永遠に履歴が残る

延滞した履歴は、期日を過ぎても完済するか、債務整理をした日から5年間残ります。

なので、完済も債務整理もせずに踏み倒したまま放置していると、いつまでも未払い金があるという情報が残り続けるので、永遠にカードを作ることができません

家族にブラックの人がいても審査に落ちる

本人の過去の支払履歴などに何の問題がなくても、同居している家族にブラック扱いとなっている人がいれば、カード会社に

「ホントはブラックになった人が、自分じゃ無理だから家族の名前作ってまた延滞する気じゃないの?」

と疑われ、カードが発行される確率はほぼゼロになってしまいます。

こんな場合はブラック扱いの家族と別居するか、原因となっている家族の延滞履歴が消えるまで待つしかありません。

まとめ

  • よく言われる「ブラック」になると、5年間はほぼ確実にカードが作れない。
  • カード利用額を完済も債務整理をせずに踏み倒したままでいると、永遠にカードを作ることができない。
  • 本人に問題がなくても、同居の家族に「ブラック」の人がいてもカードは作れない。
  • ちなみに、よく言われる「ブラックリスト」という名前の名簿や台帳は存在しない。

とは言え、5年間カードに申し込むのを待つのは、やや現実味に欠ける気もします。

その場合、代替策として審査がないデビットカードに申し込むという選択肢があります。

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