カード利用明細はネットで確認

利用明細アイキャッチ

カード請求額の利用明細は、カード会社から引き落としがされる10日から2週間程度前に自宅などに郵送されます。

しかし、最近では郵送による紙の利用明細を廃止していたり、停止することによりポイントが付与されたりするカード会社もあります。そのため、紙の利用明細を停止すると、還元率の視点でみてもお得です。

なお、紙の利用明細書を発行していないカード会社では、インターネット上の会員サイトにログインして利用明細を確認します。

そこでこのページでは、インターネットを利用したWEB明細について、くわしく説明します。

カード会社のWEB会員サービスで確認

WEB会員サービスは、ほぼすべてのカード会社が用意しており、無料で利用することができます。

以下はジャックスのWEB会員サービス「インターコムクラブ」のトップページです。

インターコムクラブログイン

WEB会員サービス一覧

代表的なカード会社のWEB会員サービスについてまとめました。

クレジットカード名称 WEB会員サービス
三井住友カード Vpass(ブイパス)
JCBカード MyJCB(マイジェーシービー)
アメリカン・エキスプレス アメリカン・エキスプレス オンライン・サービス
ダイナースクラブカード クラブ・オンライン
 SuMi TRUST CLUBカード クラブ・オンライン
ジャックス インターコムクラブ
MUFGカード
DCカード
ニコスカード
三菱UFJニコス会員専用WEBサービス
楽天カード 楽天e-NAVI
Yahoo! JAPANカード カード会員サービスメニュー
オリコカード eオリコサービス
ライフカード LIFE-Web Desk
リクルートカード カードマイページ
セゾンカード Netアンサー
セディナカード
OMCカード
OMC Plus(オーエムシープラス)
セディナCFカード
セディナクオークカード
CFWebiew(シーエフウェビュー)
セブンカード
セブンカード・プラス
アイワイカード
セブンカードWEBサービス(VISAブランド)
MyJCB(JCBブランド)
nanaco会員メニュー(nanaco番号がある場合)
セブンカードポイントWEBサービス
ポケットカード ネットカウンター
イオンカード イオンファイナンシャルサービス 暮らしのマネーサイト

 

WEB会員登録のメリット

紙の利用明細ではなく、インターネットでの利用明細に申し込むと、カード会社にもよりますが次のようなメリットがあります。

年会費が割引

三井住友カードなどでは、毎年発生する年会費から一定の金額を差し引いてくれます。

これは実質還元率が高くなるということなので、間違いなくお得です。

毎月ポイント付与

イオンカードでは、毎回の利用額の引き落としの際、カード利用で付与される「ときめきポイント」が獲得できます。

WEB明細書に申し込むだけでポイントをくれるので、一切の損はありません。

紙の利用明細の発行手数料を節約

楽天カードは、紙の利用明細書の郵送を希望した場合、毎回数十円の発行手数料が発生します。

WEB明細書に申し込めば紙の明細書は郵送されなくなるので、この手数料を節約することができます。

紙の利用明細よりも早く確認できる

紙の明細書は、郵送されて手元に届くまで内容を確認することができませんが、WEB明細書だとリアルタイムに確認することができます。

ただし、カード会社によって反映のタイミングが異なります。

会員専用のポイントモールが使える

カード会社がWEB会員専用に用意しているポイントモールを経由することにより、インターネットでの買い物にポイントが上乗せされます。

たいていのカード会社は楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの有名なサイトと提携しているので、より有利にポイント還元率を上げることができます。

ポイントモールについて詳しくはこちら

各種申し込みができる

WEB会員サービスでは、利用明細の確認だけでなく、次のような申し込みや手続きもできます。

これはカード会社に電話してもできますが、カード会社に電話すると音声案内が面倒だったり、やたらと待たされるので、インターネットからの方がお手軽です。

ポイントの確認や交換

現在保有しているポイントが確認でき、さらに他のポイントや商品券への交換、キャッシュバックの申請をすることができます。

獲得したポイントは何かに交換して始めて還元されたことになるので、そのためにもWEB会員サービスへの登録・利用は必須です。

なお、WEB会員サービスでのポイント交換の手続きが面倒に感じる場合、申請など一切なく完全自動でキャッシュバックされるカードもあります。

自動キャッシュバックのカードはこちら

WEB会員でないとポイント交換ができないので、登録は必須です

支払い方法の変更

店舗では1回払いでカードを利用したものの、請求が来るまでの間に、分割やリボ払いに変更することも多くの場合で可能です。

リボ払い手数料はカード会社の収入源

多くのカードは手軽にリボ払いが使えるように工夫してくれていて、ポイント付与にも魅力的な特典がある場合もあります。

カード会社の意図はリボ払い手数料で収益を上げることで、言い換えると私たちは損することになります。

ポイントにより高還元率を求める場合、リボ払いはどんな条件であっても避けるべき支払い方法です。

リボ払いはカード会社の陰謀

リボ払いの増額返済

リボ払いは、カード利用額に関わらず毎月一定の金額とその手数料を支払います。

この支払額を一時的に増額することができます。

先ほども書いたように、リボ払いは還元率の視点で見ると損なので、出来るだけ早く完済し、極力使わないことをオススメします。

限度額の引き上げ

カードには利用限度額が設定されていますが、それを一時的または今後ずっと、増額を申し込むことができます。

ただし、お願いすれば必ずカード会社が聞いてくれるとは限らず、以下の理由で対応してもらえない可能性もあります。

  • そのカードを作ってまだ間もない
  • 毎月の支払いの延滞などの利用実績
  • 職業や収入などの問題

一時的な引き上げ

高額な買い物や海外旅行などの予定がある場合、一時的に利用限度額を増額する方法です。

今後ずっと引き上げ

普段の生活や買い物の利用だけでカード限度額に達してしまって不便に感じる場合には、今後ずっと限度額を引き上げてもらう方法です。

こちらの方が一時的な引き上げよりもハードルは高くなり、場合によっては収入や預金残高を証明する書類の提出を求められる場合があります。

利用可能枠の照会

現時点でカードを利用できる金額が確認できます。

何か高額な買い物で使おうと思っている場合、そのカードで支払える金額なのか知ることができますし、リボ払いや分割払いを活用していると便利です。

キャッシングの申し込み

カードにキャッシングの利用枠が設定されていれば、遅くとも2、3日の内に、利用額の引き落とし口座にお金を振り込んでくれます。

なお、キャッシングはポイントは付与対象外なので注意しましょう。

返済方法は、次回のカード利用額の請求と合わせて、手数料が加算されて請求されます。

手数料はカード会社によって異なりますが、年利15%〜18%と高額なので注意しましょう。

追加カードの申し込み

ETCカードや家族カードなどの追加カードの申し込みが簡単にできます。

追加カードの発行はほとんどの場合審査はないので、比較的スムーズに発行してもらうことができます。

登録情報の変更

カード申込時の情報が変更になった場合、カード会社からの大切な連絡が受け取れなくなる可能性がありますので、必ず変更するようにしましょう。

・自宅情報

もし引っ越した場合、郵便局で転送の手続きをしたとしても、転送不要郵便だとカード会社からの郵便物を受け取れなくなってしまう可能性があります。

必ず郵便物を受け取れる住所に変更しましょう。

・勤務先情報

転職や転勤した場合も、こちらから変更の手続きをするようにしましょう。

職業が変わった場合、再度審査が行われて限度額などが変更になる場合もあります。

クレジットカードの審査についてはこちら

・引き落とし口座

毎月の利用額の引き落としに指定している口座を変更したいと思った場合、変更することができます。

指定する金融機関によっては(主にネットバンク)、インターネット上のみで手続きできる場合もありますが、多くの金融機関ではカード会社から書類が送られ、銀行印を押印して返送します。

また、手続きをしても1〜2ヶ月ぐらいは以前の口座から引き落とされる場合があるので、預金残高に気をつけましょう。

・暗証番号

カードを使う店舗やインターネットサイトによっては、4ケタの暗証番号を求められる場面があります。

カードを申し込むときに設定しますが、その暗証番号を変更できます。

なお、暗証番号を変更したことを忘れないようにしましょう(笑)

家族にバレずに確認できる

これはきっと本来の目的ではありませんが、利用明細が郵送されて家族に何にクレジットカードを使っているのかを知られたくないとき、インターネットだとコッソリ確認することができます。

利用額が引き落とされる口座を別の人が管理していれば効果は半減しますが、口座から利用額を合算で引き落とされた場合、明細はバレません

あまり大きな声では言えませんが、場合によっては大きなメリットになると思います。

WEB会員登録のデメリット

ここまでたくさんメリットばかりを並べて来ましたが、デメリットについても挙げてみます。

確認が面倒

紙の明細書だと郵送されたものを見るだけでいいのですが、インターネットだと自分からパソコンを開いてカード会社のホームページを開き、ログインするという作業が必要です。

たったそれだけとも言えますが、IDやパスワードを入力するのはなかなか面倒なので、ついつい手が遠のいてしまいます。

楽天カードは「カード利用お知らせメール」が届く

楽天カード
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人気No.1で年会費無料の楽天カードは、カードを利用するたびにリアルタイムで「カード利用お知らせメール」が、確認のために届きます。

これにより、WEB明細を見なくても不正利用をすぐに知ることができて対処できますし、請求金額も送られるメールで把握することが可能です。

WEB明細を確認するのがストレスに感じるのであればオススメです。

 

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まとめ

  • WEB明細登録しないと肝心なポイント交換が出来ないこともあるので、必ず登録を
  • WEB会員サービスでは、明細の確認以外にも各種申し込みもできる

なお、以下の高還元率カードはすべて、インターネット上で明細を確認することができます。

オススメの高還元率カードはこちら

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