- TOPページ
- 利用方法ごとの高還元率カード
- ETCカードを持つなら還元率1.2%のリクルートカード(JCB)
ETCカードを持つなら還元率1.2%のリクルートカード(JCB)
ETCカードがあれば、高速道路などの有料道路の料金所でわざわざ停車して料金を支払う必要がなくなり、後日まとめて支払う事ができます。
また、ETCを利用する事による割引制度もありますので、よく有料道路を使うのであればぜひ用意しておきたいカードです。
ETCカードのメリット
- ETC割引制度が受けられる
- 有料道路の料金所で停車して小銭を支払う必要がない
- 料金はまとめて後払いできる
基本的には車載器が必要
上で挙げたメリットを活かすには、その車に車載器が搭載されていないといけませんので、ETCカードと一緒に用意しましょう。
インターネットでも安価で購入できますが初期設定を行う必要があり、よく分からなかったり面倒に感じるなら、オートバックスなどのお店で対応してくれますので、そういったところで購入する事をオススメします。
車載器なしでETCカードで使う事も可能
なお、車載器が搭載されていない場合でも、一般レーンの料金所で現金を支払う代わりにETCカードを渡せば、小銭を用意せずに通過する事もできます。
有料道路を利用する機会が少なく、車載器を購入するほどのメリットが感じられない場合は、この方法も選択肢の1つです。
ただし、この方法だとETC割引制度の対象外となります。
クレジットカードへの申し込みがオススメ
ETCカードを持つ方法は、主に次の3種類があります。
- 東/中/西日本高速道路株式会が発行するETCコーポレートカードに申し込む
- 高速道路6会社が共同で発行するETCパーソナルカードに申し込む
- クレジットカード会社が発行するETCカードに申し込む
法人・個人事業主なら還元率10%が実現可能
ETCコーポレートカードは、クレジットカードの追加カードではなく、初期費用が1万円程度必要となってしまうものの、首都・阪神高速道路で最大50%もの割引を受ける事ができるカードです。
毎月5,000円の利用でも10%の割引を受ける事ができるので、次の要件を満たすなら、もっともオススメできるETCカードです。
- 法人または個人事業主
- 月5,000円以上、首都・阪神高速を利用する
法人や個人事業主ではない場合はこのカードに申し込むことができませんし、もし法人や個人事業主だったとしても首都・阪神高速を月5,000円以上利用しない場合、このカードを持つ魅力はありませんが、要件さえ合えば、クレジットカードに申し込んでETCカードを持つよりも還元率が高い方法です。
首都・阪神高速ETCコーポレートカードの詳細・申し込みはこちら
ETCパーソナルカードは最低4万円の初期費用が必要
こちらのカードは、個人であってもクレジットカードを作る事なくETCカードが使えます。
クレジットカードを絶対作りたくない方や、任意整理などで申し込んでも発行されない状況の方でもETCカードを使うことができるというメリットはありますが、審査がない代わりに最低でも4万円のデポジット(保証金)を最初に支払う必要があります。
そして、有料道路を利用した料金は、このデポジットから差し引かれる訳ではなく、指定した銀行口座からの引き落としになります。
クレジットカードのように、利用額に応じてポイントが付与される事もありません。
早い話、デポジットは料金の支払いを踏み倒したときの担保の位置づけで、解約する際には返金してはくれるものの、このカードを持っている限りはずっと預けておかないといけません。
申し込みは郵送のみ
あまり普及に力を入れていないのでしょうか?
インターネットで申し込むことはできず、次の2つの方法で申込書を手に入れた上で、郵送で申し込む必要があります。
- ETCパーソナルカード事務局に電話して申込書の郵送を依頼する
- 有料道路のサービスエリアのインフォメーションで申込書をもらう
クレジットカードのETCカードだとポイントが付与される
上記のETCコーポレートカードの恩恵が受けられない場合、クレジットカードの追加カードのETCカードに申し込むと、クレジットカード同様にポイントか付与されるのでオススメです。
基本的に、ETCカードを利用すればクレジットカードと同じポイントが付与されますが、次のような費用が発生するものもあります。
- ETCカードのみ年会費が発生
- ETCカードの発行手数料が必要
- ETCカードはポイント付与対象外
ポイント付与を期待していたのに結果的に損してしまった…。という事にもなりかねませんので、申し込む前に注意が必要です。
専用カードとETC一体型がある
ほとんどの場合、クレジットカードとは別に専用のETCカードが発行されますが、両者の機能が1枚になった一体型カードを用意しているところもあります。
これだと、手持ちのカードが増えないというメリットがありますが、還元率が1%未満と魅力に欠けます。
クレジットカード利用分と合わせて請求される
ETCカード利用による高速料金は、クレジットカードの利用分と合算して請求され、指定の口座から引き落とされます。
もしクレジットカード自体をまったく利用しなかったとしても、当然ながらクレジットカードの支払日に、ETCカード利用分のみが引き落とされます。
ETCカードを手に入れるには約2週間必要
すでに持っているクレジットカードでETCカードに申し込んだ場合、追加カードなので審査はなく、申し込んでから3日〜1週間で郵送されて受け取る事ができます。
しかし、クレジットカードに新たに申し込む場合、クレジットカードの申し込みが完了しないとETCカードの申し込みができないものもありますので、旅行などに合わせてETCカードが欲しいと考えている場合は、注意が必要です。
クレジットカード1枚につき1枚のみ
多くの場合、クレジットカード1枚に対してETCカードは1枚しか発行してくれず、家族カードのETCカードは作ることができません。
2枚以上のETCカードを持ちたい場合は、2種類以上のクレジットカードのそれぞれでETCカードを申し込む必要があります。
Yahoo!JAPANカードは5枚まで持つことができる

Yahoo!JAPANカードは、年会費完全無料で持つことができるカードです。
ETCカードは1枚あたり540円(税込)の年会費が発生してしまうというデメリットはありますが、高速道路での利用100円に対して1円相当のポイントが付与される上に、最大の特徴は、5枚までETCカードが発行されるところです。
ETCカードを複数持つために何種類ものクレジットカードに申し込む事が面倒に感じる場合、年会費は目をつぶってこのカードだけで済ませるという方法もあります。
リクルートカード(JCB)がオススメ
カード名称 | ETC カード 還元率 |
本カード 年会費 (税込) |
ETC カード 年会費 (税込) |
ETC カード 発行 手数料 |
発行 可能 枚数 |
本カード 申込から ETC カードを 受け取る までの 日数 |
---|---|---|---|---|---|---|
リクルートカード (JCB) ![]() |
1.2% | 無料 | 無料 | 無料 | 1枚 | 本カード 5日 その後 ETCカード に申込可能 5日 合計10日 |
Orico Card THE POINT![]() |
1.0% (入会後 6ヶ月間は 2.0%) |
無料 | 無料 | 無料 | 1枚 | 本カードと 同時に ETCカード に申込可能 6〜13日 |
リクルートカード (VISA) ![]() |
1.2% | 無料 | 無料 | 1,080円 | 1枚 | 本カード 5日 その後 ETCカード に申込可能 5日 合計10日 |
Yahoo!JAPANカード![]() |
1.0% | 無料 | 無料 | 1枚あたり 540円 |
5枚 | 本カードと 同時 申込可能 14日 |
楽天カード | 1.0% | 無料 | 540円 | 無料 | 1枚 | 本カードと 同時 申込可能 14日 |
ライフカード![]() |
0.5% | 無料 | 無料 | 無料 | 1枚 | 本カードと 同時 申込可能 14日 |
リクルートカード(JCB)は完全無料で高還元率
リクルートカードは年会費完全無料で持つことができる上に、ETCカードも年会費ともに無料で持て、有料道路の利用にもポイントが付与されます。
さらに、JCBブランドだと発行手数料も無料と、一切費用をかけずにポイント還元を受ける事ができます。
VISAブランドだと、発行手数料1,080円が発生してしまいます
Orico Card THE POINTは入会後6ヶ月間は還元率2.0%
このカードも年会費完全無料で、ETCカードについても一切の手数料・年会費が無料で持つことができ、1%のポイントが付与されますが、入会から6ヶ月間(本カードとETCカードの利用を合わせて上限50万円)は還元率2.0%になるという特典が用意されています。
今から6ヶ月以内に有料道路を多く使う予定があるなら、このカードのETCカードを利用すると最高還元率になります。
ETCカードのまとめ
- 多くの場合、ETCカードの利用分も本カードと同じようにポイント付与され、発行手数料や年会費はかからない。
- ただし、すべてのクレジットカードがそうだとは限らないので、ETCカードも持ちたい場合は次の点を事前にチェックする必要がある。
- ETCカード利用でもポイント付与されるか?
- 発行手数料や年会費はかからないのか?
- 発行手数料や年会費がかかるなら、いくらなのか?