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メインカードを1枚に絞って普段利用する
複数持っているカードを、思いつきや気分で使い分けてはいないでしょうか? そのような場合、次の3つのデメリットがあります。
複数のカードをバラバラに利用するデメリット
- 利用明細などの管理が面倒になる
- 紛失や盗難、不正利用の可能性が上がる
- ポイントがなかなか貯まらず、なかなか交換ができない
ですから、普段使いのクレジットカードは還元率が高いメインカードを1枚決め、それに絞って利用することがオススメです。1枚に絞って利用すれば、貯まったポイントを早く交換することができます。
しかし注意していただきたいのは、カードを1枚しか持たないという意味ではありません。数枚のカードを思いつきではなく、使いみちに応じて使い分けることにより、高還元率カードのメリットを最大限に引き出すことができます。
そこでこのページでは、メインとなる高還元率カードを決めるメリットと、2枚目以降のサブカードを選ぶ方法について詳しく説明します。
普段使う高還元率クレジットカードを1枚決める
まずは、毎月の光熱費の引き落としや買い物など、普段の支払いでメインとして使うカード1枚を決めましょう。日常生活でもっとも多くの金額を利用することになるカードなので、どこで使っても無条件にポイント還元率が高いカードを積極的に使うようにすれば、より多くのポイントを獲得できます。
高還元率クレジットカードをメインに使うメリット
- どんどん高還元率の恩恵が受けられる
- ポイントが貯まってキャッシュバックなどと早く交換できる
- 利用額によって年会費が無料になるカードだと、無料条件をより確実にクリアできる
予備となる「サブカード」を持つ
普段使いのクレジットカードを1枚に絞るとは言え、持っているカードが1枚だけだと不都合があります。そのようなときのために、サブカードを持つ必要があります。不都合とは、何らかの理由でそのカードが使えないときです。このときもしも予備のカードを持っていないと、現金で支払う必要があります。これではせっかくのカード利用によるポイントを貯めることができません。
カードで支払えばポイントがもらえる機会を逃してしまうのは残念な気持ちになりますし、最悪の場合、現金を用意していなかったために支払えない場合もあるかも知れません。
メインカードが使えない場面
「カードはいつも普通に使える。」と思っていると、次のような予想しないトラブルに逢う可能性もあります。
お店が取り扱っていない国際ブランド
カードが使えるお店だからと言って、どんなカードでも使えるとは限りません。
このようにVISAとMasterCardしか取り扱っていないお店の場合だと、JCBやアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカードのカードは使えません。
もしメインで使っているカードがこれら3つのどれかだと、万が一のためにVISAやMasterCardのサブカードを持っておく必要があります。
クレジットカードが使えてVISAやMasterCardが使えないという場面は、まったくではありませんが、まず遭遇することはないと考えて問題ありません。
メインカードがJCB、AMEX、Dinersの場合は、VISAやMasterCardのサブカードを用意する
磁気不良
カードを頻繁に利用していると磁気ストライプの磁気が弱くなり、ときどき使えない場面が出てきます。
どこに行っても磁気が読み取れない場面が多くなった場合、カード会社に連絡すれば新しいカードを再発行してもらうことができます。
盗難や紛失
普段使っているカードが盗まれたり、なくしてしまった場合、再発行してもらうまでの数日間はカードが手元にない状態で過ごさないといけません。
そんなときにもう1枚カードを持っていると安心です。
限度額
カード利用が限度額を超えると、利用額を支払うまではそのカードを使うことができません。
限度額は毎月利用するよりも多い金額が設定されていますが、高額な買い物や旅行などだと限度額に達してしまう可能性があります。
電子マネーチャージ
楽天Edyやnanaco、モバイルSuicaやSmart ICOCAなどの電子マネーのチャージができない、あるいは、チャージはできてもポイントが付与されないカードがあります。
このような場合は、電子マネーチャージに強いサブカードを持つことにより、無駄なくポイントを獲得することができます。
年会費永年無料のカードがオススメ
サブのカードなので利用額も少なくなりますし、また複数のカードの年会費を払うのはもったいないですね。
なので、まったくカードを使わなかったとしても年会費が無料のカードを選ぶようにしましょう。
あくまでも「サブ」なので、できるだけメインカードを使う
普段はメインカードを使い、限られた場面でだけサブカードを使うようにしましょう。
明確に使い分けをせずに使っていると、メインとサブの区別がなくなってしまい、結果的に損をしてしまう事にもなりかねません。
最初はメインカード1枚で過ごしてみて、限度額や電子マネーチャージなどの不満があるようであれば、サブカードを作るようにすると使い分けしやすいです。
まとめ
- まずはメインカードの高還元率クレジットカードを使ってみる。
- 使えない場合があったりポイント付与対象外などで不満な部分が出てくれば、カバーするために年会費無料のサブカードを作る。
- あくまでサブカードの役割はメインカードの弱点のカバーなので、それ以外の理由では使わないようにする。