CIC信用情報開示報告書を請求する②
カード会社が申し込みがあったときに個人の信用情報を調べる信用情報機関の1つ、CIC。
一体どのような内容が登録されているのか?
管理人が実際に自身の信用情報開示報告書を請求し、内容を確認してみましたので、その手順を紹介します。
信用情報開示報告書の請求には、まずは電話により受付番号を取得する必要があります。
電話により取得した受付番号を手元に用意し、CICのホームページから開示報告書を入手しました。
スマートフォンから受付番号を入力する
本当ならパソコンの方が画面が大きいので、そちらで照会したかったのですが、対応しているWindowsのパソコンを用意することができなかったので、やむを得ずスマートフォンから操作しました。
実際に試してみて感じましたが、スマホでの操作や文字入力はかなり面倒だったので、パソコンでの操作を強くオススメします。
もし対応してないパソコンから照会しようとすると、以下のような画面が表示され、操作を続けることができません。
iPhone 5でも問題なく操作できる
私のスマホはソフトバンクの iPhone 5(sがつかない)でiOS 7.1.2でしたが、問題なく確認できました。
CICのホームページを開く
CICのホームページにある、「スマートフォンで開示」を選択します。
そして開いたページを下の方へスクロールし、「スマートフォンでの開示手順へ」をクリックします。
さらに開いたページを下にスクロールすると、請求があった確認のはがきが届く点と、手数料についての説明があります。
情報開示後、お客様が開示をされた確認のはがきをご送付いたします。
手数料はご利用のクレジットカード会社から請求されます。
この「ご利用前の最終確認」を押すと、やけに長い文章で受付番号が必要な注意事項が表示されます。
もしまだ受付番号を取得していない場合は、電話により受付番号を取得しましょう。
受付番号を用意できていれば、「スマートフォンで開示を行う」をクリックします。
使っている端末で開示報告書が見れるか必ずチェック!
今使っているスマートフォンで、せっかく手数料を支払って最後まで手続きを済ませても、開示報告書が見れない環境だと本末転倒です。
「端末機能確認画面を見る」を押して、開示報告書が見れる状況にあるかを必ず確認しましょう。
注意事項を最後までスクロールして、「承諾する」にチェックを入れてから「インターネット開示を行う」を押します。
受付番号などを入力
電話で取得した受付番号などを、いよいよここで入力します。
開示種別
「初回開示」にチェックを入れます。
電話で受付番号を取得してから1時間以内に、2回以上情報を見たいときは「再開示」をチェックします。
受付番号
これが先ほどの電話で取得した6ケタの番号です。
ここで必要になります。
受付番号を取得した電話番号
CICに電話をした電話番号です。
たいていの場合、自宅か携帯電話になると思います。
また、ここで入力した以外の、昔住んでいた家や解約してしまった携帯電話の電話番号で契約したクレジットカードの情報であっても問題ありません。
この後の入力画面で、他の電話番号も入力することができるので、漏れを防ぐことができます。
受付番号を取得した電話番号の確認
ここで、受付番号を取得した電話番号が、カード会社に届け出た番号と間違いないかの再度の確認があります。
氏名や住所などを入力
名前や住所などの基本的な情報を入力します。
氏名と生年月日
カタカナと漢字で、それぞれ姓と名に分かれての入力になります。
生年月日も忘れず入力しましょう。
郵便番号と住所
郵便番号をハイフンなしで入力して「住所を表示」を押すと、自動で現住所を入力してくれます。
「現住所続き」の欄に自動入力された住所から後の住所や番地、マンション名などを直接入力すればいいだけです。
運転免許証番号
ここは赤の*印がついていないので、必須ではありません。
ただ、次のようなことがあった場合でも、この運転免許証番号が一致すれば同一人物の情報として拾ってくれるので、入力することをオススメします。
- 結婚などで氏名が変わっている
- 引っ越しなどで申し込みごとに住所が異なる
- 申込の都度、自宅や携帯電話など、複数の電話番号で申し込んでいる
その他電話番号の入力
もしカード会社によって、自宅や携帯電話と何種類かの電話番号を使い分けていたり、ここ数年で何度か引っ越しをして電話番号が変わっている場合などは、ここでそれらの電話番号を入力します。
ここに入力すれば、もしアナタが受付番号を取得した電話番号とちがう電話番号で申し込んだカードの情報も取得できるような気がします。
ちなみに私はすべてのカードを自宅の電話番号で申し込んでいる上に、住所も変わったことがないのでそのへんを試すことができませんでした。
次回、まったくカードを申し込んだことのない携帯電話から受付番号を取得して試してみたいと思います。
手数料支払いに使うクレジットカード情報の入力
ここで初めて情報開示手数料1,000円を支払うクレジットカードの情報を入力します。
ただ気をつけなければならないのが、電話で受付番号を取得するときに、手元に用意したカードの有効期限だけはダイヤルプッシュで伝えています。
そのとき用意したカードとちがうものの情報を入力しないようにしましょう。
セキュリティコードはインターネットで買い物するときなどに入力を求められるものです。
一部のクレジットカードではここのセキュリティコードが4ケタの場合がありますが、その場合は4ケタの数字を入力しましょう。
入力内容の確認
最後に、ここまでの入力内容の確認です。
間違いがあるとすべての情報を見ることができない可能性がありますし、最悪の場合、せっかく手数料を支払ったのに、「1件も該当がありません。」で終わってしまう可能性もあります。
ちなみに、1件も該当するデータがなかったとしても、開示の請求は行っているので手数料は発生します。
信用情報開示報告書にはパスワードがかかっている
信用情報開示報告書を見るための方法を説明してくれています。
PDFファイルで見ることができるのですが、このファイルにはパスワードがかかっていて、それを知らないと見ることができません。
パスワードは次の組み合わせによる、10ケタの数字です。
- 電話で取得した受付番号6ケタ
- 手数料の引き落としに使うクレジットカードの有効期限(月/年)の4ケタ
具体的には、次のようになります。
信用情報開示報告書のパスワード
- 電話で取得した受付番号が「123456」
- クレジットカードの有効期限が「08/15」つまり2015年8月
- 1234560815
「確定」をクリックして信用情報開示報告書を入手する
あとはパスワードを入力すれば、信用情報開示報告書を見ることができます。
しかし、ここで問題が発生しました。
それは、見方が分からない…。
私自身、何がどうなっているのかまったく理解できなかったため、報告書の項目とその意味について説明したいと思います。