リクルートカードは還元率1.2%で電子マネーチャージもポイント付与対象

リクルートカードは還元率1.2%で電子マネーチャージもポイント付与対象

年会費 ポイント還元率 国際ブランド
無料 1.2%
旅行傷害保険 電子マネー 最短発行日数
海外:2,000万円
(利用付帯)
国内:1,000万円
(利用付帯)

電子マネー※QUICPayは
JCBブランドのみ
※楽天Edy・ICOCAは
JCBブランドは
ポイント付与対象外
5日

※還元率のシュミレーションはこのページの1番下で試算しています

リクルートカードの申し込みはこちら

年会費無料カードでどこで使っても還元率1.2%というのは、かなりの高水準です。

それでいて、多くの電子マネーチャージでもポイントが付与されるのが大きな魅力なので、普段メインとして使っているカードが使えないときの予備や、電子マネーチャージ専用として持っておく事を、強くオススメします。

無料のリクルートカードと有料のリクルートカードプラスがある

このカードはシルバーの券面しか用意されていませんが、黒い券面のリクルートカードプラスもあり、ややこしいのでまずは比較してみました。

なお、リクルートカードプラスは2016年3月15日で新規申込の受付を終了しているので、今から持つことはできません

recruit
リクルートカード
リクルートカードプラス
リクルートカードプラス
国際ブランド visa jcb jcb
年会費(税込み) 永年無料 2,160円
付帯保険 旅行傷害保険

海外 最高2,000万円
国内 最高1,000万円
(どちらも利用付帯

海外・国内ともに
最高3,000万円
(自動付帯)

ショッピング保険

国内・海外ともに年間200万円

ポイント還元率   1.2% 2.0%
ポイント名称 リクルートポイント
ポイント付与条件 100円につき1.2ポイント 100円につき2ポイント
ポイント利用・交換 リクルートのサービスで1ポイント=1円分
100(リクルート)ポイント=100(Ponta)ポイントで交換
金利手数料

 分割 12〜15%
リボ 13.2〜15%

海外利用手数料  1.63%  1.6%  1.6%
付属電子マネー なし quicpay quicpay
対応電子マネー  ポイント付与対象  電子マネー  nanacomobile_suica
ポイント付与対象外 edyicoca nanacomobile_suicaedyicoca

ポイント還元率と年会費

このリクルートカードとリクルートカードプラスの最大のちがいは、ポイント還元率と年会費です。このカードは年会費無料でポイント還元率1.2%となっています。一方でリクルートカードプラスはポイント還元率2%と、このカードより多くなっている反面、年会費2,160円が必要です。

ですから、同じ利用額であっても、もらえるポイントが変わる上に年会費も考慮する必要があるので得になる金額が変わってきます。後述しますが、年間27万円までしかカードで利用しない人はこのカード(年会費無料・還元率1.2%)を選んだ方がお得です。

年間27万円以上使う人は年会費を払ってでも還元率2%のリクルートカードプラスを使った方が結果的にお得になります。

年間27万円の利用が分かれ目

選べる国際ブランドが違う

このカードはVISAとMasterCard、JCBの3種類から国際ブランドを選ぶことができますが、リクルートカードプラスはJCBブランドしか用意されていません。

付帯する保険の内容が違う

このカードは海外旅行傷害保険が最大2,000万円、国内だと最大1,000万円の保障額で、このカードで旅行代金を支払わないとこれらの保険は適用されないという利用付帯です。

一方、リクルートカードプラスは旅行傷害保険は海外・国内ともに最大3,000万円とこのカードよりも大きな保障額で、しかもカードを所有しているだけで適用される自動付帯。リクルートカードプラスだと旅行代金を支払う必要はなく、ただ持っているだけで保険が適用されます。

このように、リクルートカードよりもリクルートカードプラスの方が、付帯保険が充実しています。

リクルートカードのメリット

上のリクルートカードプラスとの比較で、年間利用額が少ないときに得になるカードだということはお分かりいただけたかと思いますが、このカードのどんなところが優れているのか?みてみましょう。

年会費無料でどこで使ってもポイント還元率1.2%は高水準!

年会費無料でどこの店舗だろうがコンビニだろうがネットショップだろうが、利用金額に対して1.2%のポイントが付与されるのは、かなりの高還元と言えます。

年会費無料カードの中でも、このカードは3番目にどこで使っても還元率が高いカードです。

年間利用額5万円未満でもっとも得なクレジットカード

年会費無料カードで3番目の還元率と言うと、1番目と2番目が気になるかと思ったので、まとめました。

p-one-wiz-2

P-one Wiz

REXカードLite

REXカードLite

recruit

リクルートカード

ポイント還元率 1.495% 1.25% 1.2%
ポイントボーナス  入会後3ヶ月間
ポイント還元率2.485%
リボ払い 1.5%
価格.com安心払い 1.5%
リクルートの
ネットサービス
ポイント交換のために
必要なカード利用額
10万円 20万円 交換不要
(Pontaポイント交換には
8,400円の利用が必要
ポイント有効期限 最長2年 2年 実質無期限
国際ブランド visa&master&jcb visa visa jcb
付帯保険  旅行傷害保険 海外2,000万円(自動付帯
国内1,000万円(利用付帯)
海外2,000万円
国内1,000万円
(ともに利用付帯)
ショッピング保険  年間50万円
(免責金額3,000円)
 — 年間200万円
対応電子マネー ポイント
付与対象
 — 電子マネー 電子マネー QUIC&nanaco&suica
ポイント
付与対象外
電子マネー   電子マネー  — 電子マネー

「おい、ちょっと待て!P-one Wizってカードの方が還元率いいじゃん!」

って突っ込まれそうですが、なぜこのカードの方がP-one Wizより良いのかを説明します。

理由は、ポイントが失効しにくいからです。

いくら還元率が高い設定のカードであっても、貯めたポイントを失効させてしまったらゼロ円です。

還元率0%に成り下がってしまいます。

なので、還元率について計算するときは次の事を考えておかなければなりません。

  • ポイントの有効期限
  • 最低いくらのカード利用があれば貯めたポイントを交換することができるのか
  • 自分は年間どれくらいこのカードを使うのか

例えば、

  • 実家で家族と同居。毎月の光熱費や食費を自分で払っていない人
  • メインで使うカードは別に持っていて、このカードはサブの位置づけ(メインカードが使えないときだけ使うカード)

というような場合だと、このカードの年間利用額がめっちゃ少なくなるはずです。

そうなると、ポイント交換できる最低ラインをクリアできず、ポイント失効という最悪の結果になることもあるわけです。

上の表で1位となっているP-one Wizはポイント有効期限が2年、ポイントを交換できる最低利用金額は2年間で10万円です。

同じくREXカードLiteは2年間で20万円の利用がないとポイントが失効してしまいます。

それに対し、このリクルートカードのポイント有効期限は最後にこのカードを使った時から1年間です。

どっかコンビニでもスーパーでもどこでも良いので100円でもこのカードで支払いをしたら、その瞬間また有効期限が1年延長されるということです。

つまりこれ、実質的にはポイント有効期限なしと考えて良いということですね。

どんなにカードを利用しない人でも1年に1回だけこのカードを使うように気をつけておけばクリアできるはずなので、年間の利用額が少ない人にはかなり良い選択になるということです。

1位のP-one Wizは2年で10万円以上使えば条件クリアなので、これをクリアできそうな人はP-one Wizを選択してください。

他にメインカードがあるとか、2年で10万円も利用しない人はポイント失効のリスクがほぼゼロのリクルートカードを選んだ方が実質的にお得になります。

計算上ではいくら還元率が高いカードだといっても、ポイント交換の条件をクリアできずに失効させてしまえばまったくのムダ。還元率0%という最悪の結果になってしまうので、この点を考慮しています。

楽天Edy・nanaco・ICOCAチャージで最高還元率のカード

VISA、MasterCardブランドのどちらを選んだ場合、楽天Edy、nanaco、モバイルSUICA、ICOCAで通常のカード利用と変わらない1.2%のポイントがもらえます。そして、この内モバイルSuicaを除く3つの電子マネーチャージで、最高還元率となるのがこのカードです。

これらの電子マネーを活用するなら、ぜひとも持ちたいカードです。リクルートカード電子マネーチャージ

Apple Payで利用できる最高還元率のカード

このカードは、Apple Payで利用することができます。Apple Payとは、iPhoneやApple Watchにクレジットカードを登録しておくことにより、レジでスマホや時計をかざすだけで支払いができる便利なサービスです。

Apple Payではどのようなクレジットカードでも登録して利用できるわけではありません。しかし、このリクルートカードはApple Payに登録して利用できる上に、利用金額の1.2%のポイントを獲得することができるのです。この1.2%という還元率は、Apple Payに登録できるカードの中では最高です。

ただし、Apple Payで利用できるのは、国際ブランドがVISAかMasterCardに限られます。JCBブランドだとApple Payに登録して利用できないので、もしApple Payでこのカードを使いたいと考えているなら、VISAかMasterCardブランドを選ぶようにしましょう。

また、Apple Payは、お店のレジでかざして利用する方法と、アプリでの決済で利用する方法の2種類があります。VISAブランドだとお店のレジでかざして支払いはできるものの、アプリでの決済はできません。一方でMasterCardブランドは、レジでの支払いとアプリでの決済、どちらでも利用することができます。

ですから、もしApple Payの機能をフル活用したいと考えているなら、MasterCardブランドを選ぶことをオススメします。そして、Apple Payの利用はレジでの支払いしか考えておらず、アプリでは使うつもりがないのなら、VISAブランドを選ぶことをオススメします。VISAブランドは世界レベルで利用者数が多い国際ブランドで、加盟店ももっとも多いからです。

リクルートポイントはPontaポイントに交換できる

このカードを使って付与されるポイントは、リクルートのサービスで使えるリクルートポイントです。

「リクルートのサービスなんか使わないよ…!」という方であれば、いくらポイント還元率が1.2%であっても全然嬉しくありません。

しかし、リクルートポイントはPontaポイントと等価で相互交換することができます。

Pontaとはいろんなお店で使える共通ポイントサービス

Pontaポイントは、提携している多くの企業で貯めたり使ったりできる、Tポイントと並ぶ共通ポイントです。

Ponta

Pontaポイントが使える代表的なところ

  • ローソン
  • ビックカメラ
  • ケンタッキーフライドチキン
  • ピザハット
  • 昭和シェル石油
  • GEO
  • HIS(オンライン予約限定)

これらのところで多くの場合1ポイント=1円、場合によってはそれ以上で使えます。なお、Ponta公式サイトでPontaポイントが使える提携企業すべてを確認できます。日本で生活していれば、Pontaポイントが使えるところがない!ということはそうそうないと思いますので、せっかくもらったポイントを無駄にしてしまうことはまずないでしょう。

ポイント有効期限は実質無期限

リクルートポイントは、最後にポイントを獲得してから1年の有効期限です。有効期限を過ぎるとポイントはすべて失効してしまいますが、100円だけでもこのカードを使ってリクルートポイントを獲得すれば永遠にポイントの有効期限が延長されていくので、事実上無期限になります。カードの年間利用額が少なくても、ポイントを無駄にすることはありません。

カードを解約してもポイントは残る

高還元率でポイント有効期限が実質無期限な上に、これはかなり大きいです。たいていのクレジットカードは、何かの理由でカードを解約したとき、残っているポイントはすべて無効になってしまいます。

ところが、このカードの場合はインターネット上のリクルートIDに対してポイントが付与されるので、カードを解約してもポイントは残ったままになります。また、リクルートポイントから交換したPontaポイントについても、カードの解約が理由で失効することはありません。

そのため、軽い気持ちで申し込んでみて、やっぱりいらない! と思ったら気軽に解約してしまうこともできてしまいます。

ショッピング保険がついている

このカードで代金を支払ったものにしか適用はされませんが、購入した品物が破損や盗難などの被害にあったとき、購入してから90日以内であれば、年間200万円まで補償されます。年会費無料カードだとほとんど保険が付帯していないことが多いので、ショッピング保険が付帯しているのはかなりよいサービスだと言えます。

国際ブランドはVisaとMasterCard、JCBが選べる

このカードの場合、VISA、MasterCardブランドの方が多くの電子マネーチャージでポイントがもらえるので、JCBブランドを選ぶ理由があまり見当たりません。

JCBブランドだと無料のETCカードの発行手数料が、VISA、MasterCardブランドだと1,000円かかるというワナがあります。しかし、それを差し引いてもVISA、MasterCardブランドの電子マネーチャージは大きな魅力です。

なお、MasterCardブランドは2016年1月23日から登場しました。電子マネーチャージによるポイント付与などをはじめ、基本的にはVISAブランドと同じです。

電子マネーチャージに強いVISA、MasterCardブランドがオススメ

リクルートカードのデメリット

さて、ここまでいいことばかり挙げてきましたが、ホントにそんなに都合のいいクレジットカードなのか?

デメリットの方も調べてみました。

VISA、MasterCardブランドだとETCカード発行手数料は1,080円

これはワナですね…。

最初の1回だけだからという理由で割りきって1,080円(税込)を払うのも1つだと思いますが、JCBブランドだとこれらの費用は発生しないので、ETCカードは他のカードで作った方がよいですね。

旅行傷害保険はこのカードで旅行代金を支払わないと適用されない

海外・国内ともに旅行傷害保険は利用付帯なので、このカードで旅行代金を支払って初めて保険が適用されます。

旅行代金を支払うときには、思い出して欲しい内容です。

リクルートカードまとめ

  • 年会費無料で1.2%のポイント付与率はかなり高め!
  • ポイントは実質無期限なので、年間利用額5万円未満で最高還元率のカード
  • 年間利用額27万円以上なら、リクルートカードプラスの方が得になる
  • VISAブランドを選択した場合、楽天Edyチャージ・nanaco・ICOCAチャージで最高還元率のカード
  • JCBブランドを選択した場合、nanaco・ICOCAチャージ、QUICPay利用で最高還元率のカード
  • VISAブランドの場合、ETCカードの発行手数料がかかるというワナがあるので注意

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年間利用額ごとの実質ポイント還元率

年間利用額ごとのシュミレーショングラフ

リクルートカード実質還元率グラフ

年間で得する金額一覧表

年間利用額 実質還元率 得する金額 年間利用額 実質還元率 得する金額
5万円 1.20% 600円 55万円 1.20% 6,600円
10万円 1.20% 1,200円 60万円 1.20% 7,200円
15万円 1.20% 1,800円 65万円 1.20% 7,800円
20万円 1.20% 2,400円 70万円 1.20% 8,400円
25万円 1.20% 3,000円 75万円 1.20% 9,000円
30万円 1.20% 3,600円 80万円 1.20% 9,600円
35万円 1.20% 4,200円 85万円 1.20% 10,200円
40万円 1.20% 4,800円 90万円 1.20% 10,800円
45万円 1.20% 5,400円 95万円 1.20% 11,400円
50万円 1.20% 6,000円 100万円 1.20% 12,000円

リクルートカードのスペック

発行元 三菱UFJニコス株式会社 株式会社ジェーシービー
国際ブランド
年会費 本人
カード
無料
家族
カード
無料

(最大4枚まで発行可)

無料

(最大8枚まで発行可)

ETC
カード
 無料

(発行手数料1,000円)

無料

(発行手数料無料)

銀聯
カード
年会費無料

発行手数料
本会員:1,000円+税
家族会員:300円+税

 発行不可
付帯保険 海外旅行
傷害保険
最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行
傷害保険
最高1,000万円(利用付帯)
ショッピング
保険
国内・海外でのカード利用に対し限度額年間200万円
紛失・盗難
保険
ネット不正
利用保障
ポイント還元率 1.2%
ポイント名称 リクルートポイント
ポイント付与条件 100円ごとに1.2ポイント
ポイント交換 リクルートのサービスで1ポイント=1円分
100(リクルート)ポイント=100(Ponta)ポイントで交換
ポイント有効期限 最終ポイント獲得から1年(実質無期限)
支払い方法 1回、2回(手数料無料)、ボーナス、分割、リボ
支払日 15日締め翌月10日払い
金利手数料  分割 12〜15%
リボ 13.2%〜15%
海外利用手数料

1.63%

 1.6%
付属電子マネー なし
対応電子マネー   ポイント満額付与  チャージ可、
ポイント付与対象外
ポイント満額付与
ポイント満額付与
ポイント満額付与  チャージ可、
ポイント付与対象外
のみ利用可
 利用不可

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