エクストリームカードは2017年9月18日から改悪【新規受付終了】
年会費 | ポイント還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
3,240円(税込) ※初年度無料 ※年間30万円利用で 翌年度無料 |
1.5% (Gポイントと交換) |
![]() |
旅行傷害保険 | 電子マネー | 最短発行日数 |
海外:最高2,000万円 (自動付帯) 国内:最高1,000万円 (利用付帯) |
![]() ![]() ![]() ![]() ※楽天Edy、nanacoは ポイント付与対象外 |
最短10日 |
エクストリームカードは、
2017年5月をもって新規申込の受付を終了しました
エクストリームカードは、2015年12月からは年間利用額30万円以上で最高還元率となるカードです。その理由は、ポイント還元率1.5%(Gポイントに交換したとき)で、年間利用額30万円以上なら年会費無料となるからです。
このカードには、以下の4つの特徴があります。
- 年間利用額30万円以上で最高還元率1.5%
- 宇佐美SSでガソリン2円/リッター引き
- ポイントはGポイントに移行できる
- 旅行保険や紛失・盗難補償が付帯
2015年12月に、このカードよりも高還元率である漢方スタイルクラブカード、REXカード、リーダーズカードの3つのカードがポイント改定(改悪)されました。具体的には、これら3つのカードはポイント還元率が1.75%以上でしたが、2015年12月からは一斉に1.5%以下に改悪されたのです。
しかし、このカードは2017年5月をもって新規受付を終了してしまいました。そしてさらに、2017年9月18日からは強制的にリーダーズカードに移行され、完全終了します。なお、この移行も事実上の改悪となります。
このページでは、エクストリームカードの特徴と、2017年9月からリーダーズカードへ移行することによる影響について、くわしく説明します。
特徴1:年間利用額30万円以上で最高還元率1.5%
このカードの1つ目の特徴は、年間30万円のカード利用があれば、数あるクレジットカードの中で最高還元率となることです。年間利用額30万円を月間平均にすると2万5,000円です。つまり、毎月2万5,000円以上カードを利用するなら、このカードを使うことがもっとも得であるといえます。
年間30万円以上のカード利用で最高還元率となる理由は2つあります。まず、ポイント還元率が1.5%と高いこと、そして、年間30万円以上カードを利用すれば、年会費が無料になることです。以下ではこの2つについて説明します。
1.ポイント還元率は1.5%
このカードは、利用金額の1.5%をポイントとして還元されます。具体的には、1,000円のカード利用につきExtreme Cardポイント10ポイントを獲得できます。そして、このポイントを2,000ポイント(カード利用額20万円)貯めると、GポイントかJデポに交換することができます。
このカードのポイントをGポイントに交換したとき、ポイント還元率1.5%となります。Jデポとは、カード利用金額が請求されるときに差し引きしてくれる、実質的にキャッシュバックのようなポイントのことです。Jデポに交換すると、還元率が1.25%と下がってしまうので注意しましょう。
なお、Gポイントついては後でくわしく説明しています。
モバイルSuicaとSMART ICOCAでもポイント満額付与
モバイルSuicaとSMART ICOCAという、有名ドコロの鉄道系電子マネーでも還元率1.5%となります。
楽天Edy・nanacoチャージはポイント付与対象外
上記でモバイルSuicaとSMART ICOCAは満額のポイント付与が受けられると書きました。一方で、楽天Edyとnanacoはチャージできるものの、ポイントは付与されません。
これらの電子マネーを活用しているなら、電子マネーに強いチャージ専用カードを用意することをオススメします。
電子マネーチャージはリクルートカードでカバー

リクルートカードは、年会費完全無料で楽天Edy・nanacoなどのチャージで1.2%のポイントが付与されます。
このカードはVISAとmastercard、JCBの3種類の国際ブランドから選択できます。電子マネーチャージが目的ならVISAブランドを選びましょう。
2.年間30万円以上の利用で年会費無料
このカードは年間利用額が30万円を超えれば翌年の年会費3,000円+税が無料になります。年間費無料ならポイント還元率=実質的還元率1.5%と、高還元率の恩恵を最大限に受けることができます。年間30万円というと、毎月の利用額にすると2万5千円と、達成しやすい金額です。
年会費は3,000円+税と高額
年会費無料になるカード利用額は30万円と、他のカードとくらべてもハードルが低く設定されています。ただ、年間30万円利用することができなければ、3,000円+税の年会費が発生します。
一般的なクレジットカードの年会費は1,000円~2,000円が多いことを考えると、このカードの年会費は割高な金額です。もし年間30万円未満の利用の場合、ポイント還元率1.5%のメリットを引き出せないどころか、せっかくポイントをもらっても年会費で損をしてしまう事にもなりかねません。
特徴2:宇佐美SSでガソリン2円/リッター引き
このカードの2つ目の特徴は、全国約450店舗の宇佐美サービスステーションで割引が受けられることです。具体的な割引は、以下のとおりです。
もし仮にガソリンが160円/リットルだったとしたら、以下のようにトータルでの還元率は2%をはるかに上回り、宇佐美サービスステーションでは最高の還元率になります。
内容 | 還元率 |
---|---|
請求額から一律2円引き/リットル | 1.25% |
値引き後の請求額には他の支払いと同様にポイント付与 | 1.50% |
トータルでの実質還元率 | 2.75% |
特徴3:ポイントはGポイントに移行できる
このカードの3つ目の特徴は、獲得したポイントをGポイントに交換できることです。Gポイントとは、多くの電子マネーやギフト券、他のポイントなどに交換できる共通ポイントのことです。
交換先は120種類以上あるので、Gポイントをもらったところで使えない!という場面はまずないでしょう。以下が代表的な交換先です。
ジャンル | 名称 | 交換レート | 1Gポイント の価値 |
ポイント還元率 |
---|---|---|---|---|
鉄道系 電子マネー |
Suicaポイント | 10Gポイント→10Suicaポイント | 1円 | 1.50% |
メトロポイント | 100Gポイント→100メトロポイント | 1円 | 1.50% | |
Pitapa | 5Gポイント→50ポイント | 1円 | 1.50% | |
nimocaポイント | 1Gポイント→1nimocaポイント | 1円 | 1.50% | |
流通系 電子マネー |
Edyギフト | 500Gポイント→430円分 | 0.86円 | 1.29% |
nanacoポイント | 30Gポイント→30nanacoポイント | 1円 | 1.50% | |
WAONポイント | 100Gポイント→100WAONポイント | 1円 | 1.50% | |
iDバリュー | 100Gポイント→100iDバリューポイント | 1円 | 1.50% | |
ギフト券 | LINEギフトコード | 100Gポイント→100円分 | 1円 | 1.50% |
iTunes Digital Code |
490Gポイント→500円分 | 1.02円 | 1.53% | |
Amazonギフト券 | 100Gポイント→100円分 | 1円 | 1.50% | |
495Gポイント→500円分 | 1.01円 | 1.51% | ||
990Gポイント→1,000円分 | 1.01円 | 1.51% | ||
1,980Gポイント→2,000円分 | 1.01円 | 1.51% | ||
4,950Gポイント→5,000円分 | 1.01円 | 1.51% | ||
9,900Gポイント→10,000円分 | 1.01円 | 1.51% | ||
QUOカード | 650Gポイント→500円券 | 0.76円 | 1.15% | |
ジェフグルメ カード |
650Gポイント→500円券 | 0.76円 | 1.15% | |
図書カード | 650Gポイント→500円券 | 0.76円 | 1.15% | |
マックカード | 650Gポイント→500円券 | 0.76円 | 1.15% | |
他の ポイント |
リクルートポイント | 1Gポイント→1リクルートポイント | 1円 | 1.50% |
Tポイント | 500Gポイント→500Tポイント | 1円 | 1.50% | |
ドコモポイント | 100Gポイント→100ドコモポイント | 1円 | 1.50% | |
au WALLET ポイントプログラム |
100Gポイント→100ポイント | 1円 | 1.50% | |
キャッシュ バック |
スルガ銀行 Gポイントクラブ |
500Gポイント→400円 | 0.8円 | 1.20% |
ジャパンネット銀行 | 500Gポイント→400円 | 0.8円 | 1.20% | |
楽天銀行 | 1,000Gポイント→800円 | 0.8円 | 1.20% |
ポイント還元率1.5%以上になる交換先がある
ほとんどの交換先は、Gポイントとの等価交換になるため、最終的なこのカードのポイント還元率は1.5%となりますが、以下の2種類と交換すると、1.5%以上の還元率になります。
- iTunes Digital Code【還元率1.53%】
- Amazonギフト券(500円分以上)【還元率1.51%】
iPhoneやMacを使っていてiTunes Storeをよく使うのなら、iTunes Digital Codeが最もお得なGポイントの交換方法なのでオススメしたいですし、もしそうでなくても、Amazonであれば多くの方が利用しているので、まず使いみちには困らないでしょう。
逆にポイント還元率1.5%以下になってしまう交換先もある
以下の交換先は、せっかく獲得したGポイントが目減りしてしまいますので、オススメはできません。
- Amazonギフト券以外の金券【還元率1.15%】
- 楽天Edy【還元率1.29%】
- 銀行口座へのキャッシュバック【還元率1.20%】
Gポイントを活用できなければ魅力半減
カードを利用して獲得したGポイントを他の電子マネーやAmazonギフト券などに交換して使ってはじめて1.5%という還元率が実現します。Gポイント以外にも、請求額から値引きしてくれるJデポに交換することもできますが、その場合はポイント還元率が1.25%と下がってしまいます。
特徴4:旅行保険や紛失・盗難補償が付帯
このカードの4つ目の特徴は、旅行保険や紛失・盗難補償が付帯していることです。このカード付帯の海外旅行傷害保険は自動付帯です。自動付帯とは、旅行代金をこのカードで支払わなくても適用される保険のことです。
一方で国内旅行傷害保険は、このカードで旅行代金を支払った場合しか適用されない利用付帯です。海外旅行と国内旅行では保険が適用される条件が異なります。
さらに、万一カードを紛失したり盗難に遭ったりして他人に利用された際や、インターネットで不正利用されてしまった場合の保険も付帯しています。ですから、実店舗でもインターネットでも、安心して使うことができます。
ショッピング保険が付帯していない
このカードは、不正利用や盗難保険といった必要最低限の保険こそ付帯しているものの、ショッピング保険は付帯していません。
ショッピング保険付帯の年会費無料カード

P-one Wizはこのカードと同じ還元率1.5%でありながら、年会費完全無料で年間50万円(免責3,000円)のショッピング保険が付帯しており、このカードを使って購入してから90日間補償されます。
家電などのショッピング保険を適用させたい買い物をするときは、こちらのカードを使ってショッピング保険を適用させるようにすると万全です。
リーダーズカードへの移行による影響
ここまで、エクストリームカードの4つの特徴について説明しました。このカードは年間利用額30万円で実質還元率1.5%となります。この1.5%という還元率は、現状では最高です。しかし、冒頭でも書いたとおり、すでに新規受付を終了しています。そのため、今から持つことはできません。
さらに、2017年9月18日からは、現在エクストリームカードを持っている方は自動的にリーダーズカードに切り替えられます。つまり、2017年9月18日で、エクストリームカードは完全になくなってしまうことになります。
リーダーズカードとは
漢方スタイルクラブカードの切替先であるリーダーズカードとは、2015年11月までは還元率1.8%と、年間利用額50万円~100万円の間で最高還元率だったカードのことです。しかし、2015年12月からは還元率1.32%に改悪され、2017年初めに新規受付を終了しました。
そのリーダーズカードが、2017年9月からさらに改悪され、新規受付を再開(発行会社であるジャックスに電話で確認済み)します。
エクストリームカードがリーダーズカードに切り替えられることによる主な影響は、以下の4つです。
- Gポイントの還元率は1.5%→1.274%にダウン
- Jデポの還元率は1.25%→1.274%にアップ
- nanacoチャージ還元率0.342%
- ANAマイル還元率0.752%
今回の切り替えは、実質還元率がダウンする改悪であるといえます。Jデポの還元率がアップしたり、新たにnanacoチャージでポイント付与されるようになったり、またこれまで交換できなかったANAマイルに交換できるようになったことはメリットです。ただ、このカードを使っている人は、nanacoチャージにはあまり期待していないことでしょう。
また、ANAマイルに直接ポイント交換できるようになりましたが、マイル還元率0.752%と特に魅力はありません。
以下で、エクストリームカードとリーダーズカードのちがいを表にまとめました。
エクストリームカードとリーダーズカードとの比較
2017年 9月17日まで |
2017年 9月18日から |
||
---|---|---|---|
カード 名称・券面 |
![]() エクストリーム カード |
![]() リーダーズ カード |
|
国際ブランド | ![]() |
![]() ![]() |
|
ポイント 付与条件 |
通常 | 1,000円ごとに 10ポイント |
1,000円ごとに 11ポイント |
リボ払い | 1,000円ごとに 14ポイント |
||
nanaco チャージ |
0% | 0.342% | |
年会費 | 金額 (税抜き) |
3,000円 | 2,500円 |
無料になる 条件 |
年間30万円以上の利用 | ||
ポイント 還元率 |
Gポイント | 1.5% | 1.274% |
Jデポ | 1.25% | 1.274% | |
ANAマイル | (なし) | 0.752% | |
実質還元率 (年間30万円 以上利用) |
1.5% | 1.274% |
上記のとおり、実質還元率が1.5%から1.274%に下がったことか大きな変更点です。また、リーダーズカードではGポイントとJデポの還元率が同じです。ですから、Gポイントの扱いを面倒に感じていた方であれば、Jデポに交換するこという方法があります。
しばらく様子を見るべき
ここまで、エクストリームカードからリーダーズカードに移行されることは改悪であると説明しました。では、今後はどのようにするのがお得なのでしょうか? しばらくは、移行されたリーダーズカードを使うことをオススメします。その理由は、リーダーズカードが今後最高還元率のカードとなる可能性があるからです。
今から申し込むのであれば、実質還元率1.495%のP-one Wizが最高還元率のカードです。しかし、P-one Wizは入会特典や電子マネーチャージでのポイント付与が対象外となる改悪が行われています。この流れだと、近い将来ポイント還元率が改悪される恐れが十分にあるからです。
せっかく新たにP-one Wizに申し込んだにも関わらず、すぐに改悪されてしまう恐れがあるということです。現状では還元率1.25%前後のカードが多くあることを考えると、P-one Wizも実質還元率1.25%前後に改悪されることが考えられます。
一方でリーダーズカードは、2017年9月から新規募集を再開します。そのため、少なくともしばらくの間は改悪がないと予想できます。そうすれば、実質還元率1.274%であるリーダーズカードが゜、ほかのどのカードよりも還元率が高くなる可能性が出てくるのです。
そのため、エクストリームカードが2017年9月から実質的に改悪されるからといって、P-one Wizに申し込むことは、あまりおすすめできません。ただ、エクストリームカードは解約せずに持っておき、P-one Wizに新たに申し込んで改悪されるまで使うという方法もあります。
エクストリームカードまとめ
- 年間利用額30万円以上で最高還元率1.5%のカード
- 宇佐美SSユーザーなら超オススメ!でいつでもガソリン2円/リッター引き
- Gポイントが獲得できる珍しいカード
- ただし、今なら申し込むことはできない
- 2017年9月からリーダーズカードに移行し、実質的に改悪される
ただし、引き続いて持っておくことをオススメ
エクストリームカードは、
2017年5月をもって新規申込の受付を終了しました
年間利用額ごとの年会費を考慮した実質還元率
シミュレーショングラフ
年間で得する金額一覧表
※消費税8%で計算
年間利用額 | 実質還元率 | 得する金額 | 年間利用額 | 実質還元率 | 得する金額 |
---|---|---|---|---|---|
5万円 | -6.48% | -3,240円 | 55万円 | 1.50% | 8,250円 |
10万円 | -1.74% | -1,740円 | 60万円 | 1.50% | 9,000円 |
15万円 | -0.66% | -990円 | 65万円 | 1.50% | 9,750円 |
20万円 | -0.12% | -240円 | 70万円 | 1.50% | 10,500円 |
25万円 | 0.20% | 500円 | 75万円 | 1.50% | 11,250円 |
30万円 | 1.50% | 4,500円 | 80万円 | 1.50% | 12,000円 |
35万円 | 1.50% | 5,250円 | 85万円 | 1.50% | 12,750円 |
40万円 | 1.50% | 6,000円 | 90万円 | 1.50% | 13,500円 |
45万円 | 1.50% | 6,750円 | 95万円 | 1.50% | 14,250円 |
50万円 | 1.50% | 7,500円 | 100万円 | 1.50% | 15,000円 |
エクストリームカードのスペック
発行元 | ジャックス | |
---|---|---|
国際ブランド | ![]() |
|
年会費 | 本人 カード |
初年度無料 2年目以降3,240円(税込) (ショッピング年間利用額30万円で翌年度無料) |
家族 カード |
初年度無料 2年目以降432円(税込) (ショッピング年間利用額30万円で翌年度無料) 最大3枚まで発行可能 |
|
ETC カード |
無料 | |
付帯保険 | 海外旅行 傷害保険 |
最高2,000万円(自動付帯) |
国内旅行 傷害保険 |
最高1,000万円(利用付帯) | |
ショッピング 保険 |
– | |
盗難・紛失 保険 |
カード盗難保険 | |
ネット不正 利用補償 |
ネットあんしんサービス | |
ポイント還元率 | Gポイント | 1.50% |
Jデポ | 1.25% | |
ポイント名称 | Extreme Cardポイント | |
ポイント付与条件 | 1,000円ごとに10ポイント | |
ポイント交換 | Gポイント | 2000ポイント → 3,000Gポイント |
Jデポ | 2000ポイント → 2,500円分 | |
ポイント有効期限 | 2年 | |
支払い方法 | 1回、2回(手数料無料)、ボーナス、分割、リボ ※海外利用は1回のみ |
|
支払日 | 月末締め翌月27日払い | |
金利手数料 | 分割 | 12.25%〜15% |
リボ | 15% | |
海外利用手数料 | 1.63% | |
付属電子マネー | なし | |
対応電子マネー | ![]() |
ポイント付与対象外 |
![]() |
||
![]() |
ポイント満額付与 | |
![]() |
エクストリームカードは、
2017年5月をもって新規申込の受付を終了しました